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#005 ツイッターをはじめよう!(2) もうわかってる!
#004 ツイッターをはじめよう! マニュアル大嫌い!?
#003 ギガを知ってガキの鼻をあかそう! 誰がガキか?
#002 ショートカットは禁断の果実 あなたもPCの達人
#001 PCはモイラさんだって作れる あなたはどのタイプ?
#000 読んでも読まなくてもよいプロローグ PCマニュアルは大嫌い

プロローグ

このホームページになぜ「PC講座」なるものが生まれたのかは、5月10日の「モイラの日記」や「ウラ話」#012を読んでいただけばお分かりのとおり、モイラさんのPCがトラブルに見舞われたことに端を発している。「きっと私と同じようにPCトラブルで困っている方がいらっしゃる」、「だったら、いっそのことこのホームページでPC講座を開設すれば、私も勉強になるし、読者の方だって参考になると思うわ」というモイラさん独特の「衝動的善意」がすべての始まりだ。

確かに、このホームページに来られる読者の方々は間違いなくPCを使われているのだから、モイラさんの発想は実にマトを得ているのかも知れない。しかし、あくまでもこの「PC講座」は「結城モイラのホームページ」の番外編、「今日の運勢」や「手相講座」、「モイラの日記」などをご覧になったついでに、ちょっと寄り道をして覗いてみようかという程度で、このページを担わせられたこちらの労力は十分報われる。

では、講座を始めるに当たっては、どのような講座にしたらよいのか。「モイラと学ぶPC講座」と銘打った以上、まずは姿かたちが見える生徒さんであるモイラさんのPCに関するプロフィールを知る必要がある。

モイラさんのパソコン歴

取材に答えていただいたモイラさんのPC歴をご紹介しよう。ご存じのとおり、モイラさんはもう20年以上も占いやエッセイなどの原稿を書き続けている文筆家である。したがって、文章を書くことがPCとの関わりである。では、20年前(1984年)のモイラさんはどうだったのだろう? ワープロやPCの歴史を調べてみると、確かに、ワープロは1978年に、PCは1983年にそれぞれ日本ではじめて発売されている。しかし、当時は、とても一般には手の届く代物ではなく、企業やほんの一握りの人々が使い始めていたにすぎない。当然、モイラさんも手書きであった。今は懐かしい400字詰め原稿用紙に2Bのシャープペンシルで右手の中指にペンダコをつくりながらせっせと原稿を書いていたのだそうだ。

手書きからワープロへ

1992年。遅ればせながら、ついに、ワープロを購入。NECの「文豪ミニ」という機種だった。モイラさん、ここではじめてキーボードと出会う。使いはじめて約1ヶ月間は、キーボードとの格闘が続いた。肩は凝るわ、首は回らなくなるわ、いままでなら1時間で書きあげていた原稿が4時間から5時間もかかった。その間、いくどとなく挫折しそうになりながらも、そこはモイラさん持ち前の根性、諦めることなく「ブラインドタッチ」を目指してトレーニングに励んだ。であるから、モイラさん、キーボードとはすでに11年以上のお付き合い。努力の甲斐あって、今ではキーボードを叩くスピードは人後に落ちない。

ワープロからPCへ

そしてワープロからPCに乗り換えたのは2000年の2月。実は、PCはその1年前に購入してあったのだ。梱包のままソニーのバイオ・コンパクト・デスクトップ・コンピュータは使われずして1年間も書斎の片隅に眠っていた。「せっかく慣れたワープロからPCに移る勇気が持てなかった」とモイラさんは当時の心境を述懐している。「そのままじゃ、コンピュータ古くなっちゃいますよ」と周囲の人に脅されて、ようやく重い腰を上げた。ここでまたモイラさんを待ちかまえていたものは、ワープロにはついていなかった「マウス」という新しい道具だった。

「クリック・アンド・ドロー」、またもや肩がビンビンに凝りはじめた。顔を捻ることさせできなくなり、横を向くときは身体ごと方向を変えなければならなかった。「パソコンなんて地獄よ!」と友人に叫びまくった。それから2年、すっかりPCになじんで、今ではPCなしでは夜も日も明けないPCファン。

PCのマニュアルは大嫌い

ところが、モイラさん、マニュアルを読むことが大嫌い。およそこのたぐいの印刷物を開くとすぐに眠くなるタイプなのだ。「だいたいコンピュータの本って、言ってる意味が判らないし、つまらないじゃない」とはモイラさんの弁。したがって、モイラさんのPCの使い方は至ってシンプル。MSワードで文章を打つ、それを保存して、そのテキストファイルを出版社やプロダクションにEメール添付で送る。たまにエクセルのセル(マス目)に文章を書き込んで送らなければならない場合もあるが、エクセルで表計算やグラフができることなど少し前に知ったばかり。ワードにしたって、やれ、書式設定だ、段組調整だ、タブ設定だといったことは、モイラさんにとってはまったくの他人事。少なくとも今までは知る必要もなかったし、知りたいとも思わなかったらしい。

インターネットはフル活用

ただ、ネットに関しては、モイラさん、かなりの情報通。仕事の資料探しもさることながら、政治、経済はもとより全国の美味しいもの探しや、お肌にいいもの探し、珍しいもの探しなどをシコシコ熱心にやっているらしい。ヤフー検索、グーグル検索でゲットした「お気に入り」リストは自分でも分からなくなるくらい膨大な件数になっているという。

本講座の特色

であるから、このPC講座は、生徒さんであるモイラさんのレベル、というと若干語弊を招くが、きわめて初歩的、いや、これもまたまずいか、要は上級者向けではないところから始めなければならない。しかも、一般のPCマニュアルや解説書のようなABC論法ではすぐに眠くなってしまう生徒さんなので、できるだけ楽しくやっていかなければならない。

したがって、読者の方々の中には、PCの専門家、PCのインストラクター、デザイナー、編集者といったPC上級者の方々もいらっしゃるだろうから、そういう方々にはそれこそあくびが出てしまう講座になるかもしれない。その点は、はじめにご承知おきいただきたい。

一般パソコンユーザーのPC利用実態

次のデータは、民間のPCサポート会社JPSSが某誌に発表している一般パソコンユーザーのプロフィールである。パーセントは雑誌に掲載されたグラフから、こちらが推計したものであるので、多少の誤差はあろうが、なかなか興味の持てるデータである。ご自分の場合と比較してみれば、自身のプロフィールがつかめるのではないだろうか。モイラさんの場合は、「仕事で使う」と「文書作成」で70%、後の30%が「インターネットでサイトを見る(含むショッピング)」と「メール」であろう。それ以外の使い方はほとんどしていないと思われる。

インターネットでサイトを見る…………………………………………… 18.3%
メール…………………………………………………………………… 17.7%
ネットサービス(ネットオークション、ネットバンキングなど)…………… 13.0%
文書作成や計算………………………………………………………… 12.1%
データ管理………………………………………………………………  8.7%
ゲーム……………………………………………………………………  8.4%
CDやDVDの作成………………………………………………………  8.0%
仕事で使う………………………………………………………………  7.7%
ホームページ作成やサイトの運営………………………………………  4.6%
その他……………………………………………………………………  1.5%
(2004年5月22日 M&J記)

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