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このページには第231回〜第240回講座が掲載されています。

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第240回講座 「水星線のヒミツ」 (その3) -----------------  2004年9月18

図251

様々な様相の水星線……波状になっている水星線

図251を見てください。小指の下のふくらみ、つまり水星丘(点線で囲んである部分)に現れた水星線(短い縦の線・財運線とも呼ぶ)がくねくねと波状になっているでしょう? 水星線の長さは水星丘の範囲内に収まるものもあれば、図よりもっと長く、感情線より下から始まる水星線もあります。つまり、水星線がどんな長さであっても、くねくねと波状になっていればこのタイプですよ。結婚線と水星線の位置関係は、図250でもう一度確かめておきましょう。いつものように後天的な運勢を表す右手を中心に観察してくださいね。

図251のような波状の水星線を持つ人は、残念ながら金運が安定しません。仕事が順調にいかず、収入がアップダウンしやすいのです。安定した生活を強く願い、努力するといったこともあまりないタイプで、仕事もお金も風まかせという感じがありますよ。でも、そうした生活態度の自分を反省、そこから抜け出そうと努力を始めれば、波状の水星線が次第に目立たなくなり、線がしっかりしてくることはありますよ。

はい、今日はここまでね。明日は切れ切れになっている水星線についてお話ししましょう。

第239回講座 「水星線のヒミツ」 (その2) -----------------  2004年9月15

図250

様々な様相の水星線……水星丘のみに現れる短い水星線

図250を見てください。小指の下のふくらみ、つまり水星丘(点線で囲んである部分)だけに水星線(短い縦の線)が現れているでしょう? 水星丘には以前に勉強した結婚線という横線も現れますから、その結婚線と水星線の位置関係を知っておきましょう。水星線は普通、図250のように結婚線のすぐ右横に結婚線には触れずに出ている線ですよ。水星線の長さは水星丘の範囲内に収まるものであれば、図より少し長くても短くてもこのタイプです。いつものように後天的な運勢を表す右手を中心に観察しましょう。

図250のような水星線を持つ人は、財運に恵まれた幸運な運勢です。仕事が順調に進展し、成功する確率も高いタイプと言えますね。この水星線、濃くはっきりしていればいるほど、恵まれる幸運も大きく、お金に不自由することはほとんどない人ですよ。

逆に水星線が薄く弱々しい場合は、金運にも幸運にもとりたてて恵まれる運勢ではありません。でも、運勢というのは、自分で創る部分もあるのです。明るく前向きに自分で出来る精一杯の努力を続けていれば、いつの間にか水星線が濃くはっきりしてきて、それにともなって金運もアップしてきますよ。

はい、今日はここまでね。明日は波状になっている水星線についてお話ししましょう。

第238回講座 「水星線のヒミツ」 (その1) -----------------  2004年9月14

図249

水星線の概要

だいぶ手相の勉強が進みましたね。結婚線、感情線、頭脳線、生命線、運命線、太陽線……主要な線に関してはほとんど勉強してしまいました。でも、まだ手相にはいろいろな線があるのですよ。そのひとつが今日からお話しする「水星線」です。水星線は今までの掌線と違ってパターンがとても少ないのですが、金運を意味する大切な線ですよ。しっかり憶えるようにしましょう。

では、その「水星線」とは、いったいどこに現れる線でしょうか。図249を見てください。小指の下のふくらみ、つまり水星丘(点線で囲んである部分)に短い縦の線が現れているでしょう? これが水星線です。水星線は一般に図249のように水星丘のみに現れる短い線であることが多いのですが、なかには生命線や火星平原(手のひらの真ん中)、月丘、第2火星丘から出発している、きわめてめずらしい水星線もあります。でも、水星線という名称がついているのですから、出発点が違っても、どの線も必ず水星丘に到達していますよ。

こうした水星線の種類については、後日お話ししていくことにしましょう。今日は、まず、水星線は手のひらのどこに現れる線であるかということを頭に入れておいてくださいね。手相は本来、両手を観察してその人の運勢や性格などを占うものですが、だいぶ手相を学んできたと言ってもまだ入門段階。左右の手相の違いなどに頭が混乱するといけませんから、後天的な運勢を表す右手を中心に観察しましょう。

さて、水星線は別名「財運線」とも呼ぶ線で、その人の金運や才能、機敏性などを表すと言われています。今まで勉強してきた運命線や太陽線などと同様で、くっきりはっきり刻まれているほうが、運は強く、お金に恵まれますよ。このことも頭に入れておきましょう。

はい、今日はここまでね。明日は水星丘のみに現れる短い水星線について詳しくお話ししましょう。

第237回講座 「太陽線のヒミツ」 (その42) -----------------  2004年9月7

図248

様々な様相の太陽線……太陽線が3つ股に分かれ、1本の支線は土星丘に、もう1本の支線は水星丘に届いている

さあ、今日は太陽線の最終回。とっておきの太陽線のお話しをしますね。図248を見てください。太陽線が3つ股に分かれ、1本の支線は土星丘(中指の下のふくらみ)に、もう1本の支線は水星丘(小指の下のふくらみ)に届いているでしょう? 太陽線のどのあたりから支線が分岐しているかは人それぞれですし、太陽線全体の長さも人によって違いますから、あまりこだわらないでくださいね。でも、たいていの場合は、太陽線が手のひらのわりあい下のほうから太陽丘に向かって伸びていることが多いですよ。いつものように後天的な運勢を表す右手を中心に観察しましょう。

図248のような太陽線は持つ人は、すごい幸運を天から与えられています。手相術では太陽線として最上の吉相と言われているのです。特に太陽線の本線も2本の支線も濃くはっきり刻まれている場合は、信じられないような幸運や成功、財運に恵まれます。太陽線がこの相で、しかも図248のように運命線までもが下からくっきり勢いよく伸びていれば、後々語り継がれるような成功者になりますよ。

たとえ、太陽線の本線や支線が薄くて、少し弱々しい感じがしても吉相であることは確かですね。他の人に比べると運が強く、努力が実り、お金にも恵まれやすいですよ。また、しっかりとした目標を立てて努力を積み重ねれば、太陽線の本線や支線が濃くはっきりしてきて、もっと幸運に恵まれるようになりますよ。

はい、今日はここまでね。始めにお話ししたように、今日で太陽線についてはおしまいです。明日からは「水星線」についてお話しすることにしましょう。

第236回講座 「太陽線のヒミツ」 (その41) -----------------  2004年9月6

図247

様々な様相の太陽線……太陽線の末端の少し上にスターが現れている

図247を見てください。太陽線の末端の少し上にスターが現れているでしょう? スターに関しての詳しいことは昨日お話ししましたので、それを参考にしてくださいね図246)。太陽線の長さは人によって違いますから、気にしないでください。太陽線の末端の少し上に図246に描いたスターのうちのどれかがあれば、このタイプの太陽線ですよ。いつものように後天的な運勢を表す右手を中心に観察しましょう。

図247のような太陽線を持つ人は、自分の才能を発揮して、大成功します。あまり才能があるようには見えない人でも、本人も気づかない才能を秘めていることが多いのです。特に太陽線が濃くはっきりしている場合はなおさらです。すごい成功をする可能性があります。また、太陽線が薄くても、自分の中に秘められた能力を信じて努力すれば、やがて才能が開花しますよ。

なお、現在、このようなスターがなかったとしても、この先、出来る可能性のある印です。もし、スターが現れたら、何らかの能力、才能を発揮できる時期がいよいよ訪れると考えていいですね。

はい、今日はここまでね。明日はいよいよ太陽線の最終回。最高に良相のとっておきの太陽線について、お話ししましょう。

第235回講座 「太陽線のヒミツ」 (その40) -----------------  2004年9月5

図245

図246

様々な様相の太陽線……太陽線上にスターが現れている

図245を見てください。太陽線上に「スター」という印が現れています。「スター」は日本名では「星紋」と呼び、3本ないし4本の細く短い線が交錯して、ちょうど米印のような形になっています。スターにはだいたい図246のような種類があるんですね。どれであっても表す意味は同じですよ。「スター」はそのほとんどが幸運、成功の印として現れますが、場所によっては悪い印の場合もあります。

ところで、太陽線の長さは人によって違いますから、気にしないでくださいね。スターのある位置も人それぞれで、位置が図245と違ってもその意味は変わりません。太陽線上のどこかに図246のようなスターがあれば、このタイプですよ。いつものように後天的な運勢を表す右手を中心に観察しましょう。

図245のような太陽線を持つ人は、たいへんに幸運です。どんな幸運かはこの太陽線だけでは具体的に言えませんが、とても名誉なことがあったり、大成功したり、大金を得たりするでしょう。太陽線が濃くはっきりしているほど、大きな幸運が訪れると言えますね。逆に太陽線が薄い場合は、大幸運とは言えませんが、何か思いがけず幸運なことが起こるはずですよ。なお、太陽線上のスターは現在なかったとしても、この先、出来る可能性のある印です。その意味でも楽しみですね。

はい、今日はここまでね。明日は太陽線の末端の少し上にスターが現れている場合について、お話ししましょう。

第234回講座 「太陽線のヒミツ」 (その39) -----------------  2004年9月4

図244

様々な様相の太陽線……第2火星丘から出発する線が太陽線に寄り添うように昇っている

図244を見てください。第2火星丘から出発した線(イロ)が太陽線のほんの少し手前で、まるで太陽線に寄り添うように並んで、太陽丘に向かって伸びているでしょう? イロの出発点は、第2火星丘の範囲内(点線で囲んである部分)ならどこでもいいのですよ。図244と出発点が少し違っていても気にしないでくださいね。イロの終点も太陽丘の範囲内なら(点線で囲んである部分)どこでもかまいません。いつものように後天的な運勢を表す右手を中心に観察しましょう。

昨日、手のひらの小指側は、他人を表すというお話しをしましたが、図244の場合は、それにはあてはまりません。このような太陽線を持つ人は、兄弟姉妹の遺産を相続すると言われています。ちょっと思い出してください。第2火星丘から出発した短い横線(障害線・イロ)が太陽線を横切っている(図238)場合は、兄弟姉妹が金銭的な問題を起こし、そのために悩んだり迷惑をこうむる相でしたよね。ところが図244の相は正反対! 逆に兄弟姉妹から金銭を与えられるのです。イロの線の様子が少し違うだけで、運勢が大きく違ってしまうのですよね。そこが手相の難しさでもあり、面白さでもあるのです。

なお、太陽線もイロの線も濃くはっきりしていると運が強く、かなりの財産を相続する可能性があります。逆に線が薄くても、そんなに多くはないのですが、遺産を相続することになる場合が多いですよ。

はい、今日はここまでね。太陽線上にスターが現れている場合についてお話ししましょう。

第233回講座 「太陽線のヒミツ」 (その38) -----------------  2004年9月3

図243

様々な様相の太陽線……月丘から出発する線が太陽線に寄り添うように昇っている

今日もなかなか良い太陽線のお話しです。図243を見てください。月丘(げっきゅう)から出発した線(イロ)が太陽線のほんの少し手前で、まるで太陽線に寄り添うように並んで、太陽丘に向かって伸びているでしょう? イロの出発点は、月丘の範囲内(点線で囲んである部分)ならどこでもいいのですよ。図243と出発点が少し違っていても気にしないでくださいね。イロの終点も太陽丘の範囲内なら(点線で囲んである部分)どこでもかまいません。いつものように後天的な運勢を表す右手を中心に観察しましょう。

以前に手のひらの小指側は、他人を表すというお話しをしたことを憶えていますか? この図243のようなタイプの太陽線を持つ人は、他人から好かれ、引き立てを受けて成功する可能性があります。また、遺産を相続する相であるとも言われています。その場合はごく親しい他人の遺産の場合もあれば、親からの遺産の場合もありますよ。いずれにしてもお金には不自由しない人ですね。

特に太陽線もイロの線も濃くはっきりしていると、運が強く大成功したり、莫大な財産を相続する可能性があります。逆に線が薄くても他人に何かと助けられて、けっこう物事がうまくいきますよ。

はい、今日はここまでね。明日は第2火星丘から出発する線が太陽線に寄り添うように昇っている場合についてお話ししましょう。

第232回講座 「太陽線のヒミツ」 (その37) -----------------  2004年9月2

図242

様々な様相の太陽線……金星丘から出発する線が太陽線に寄り添うように昇っている

そろそろ太陽線のお話しも終わりに近づいてきました。今までは良くない印が現れている太陽線の話が続きましたが、これからはなかなか良い相の太陽線を紹介していきましょうね。まず、今日はちょっとめずらしいタイプです。

図242を見てください。金星丘から出発した線(イロ)が太陽線のほんの少し手前で、まるで太陽線に寄り添うように並んで、太陽丘に向かって伸びているでしょう? イロの出発点は、金星丘の範囲内(点線で囲んである部分)ならどこでもいいのですよ。図242と出発点が少し違っていても気にしないでくださいね。イロの終点も太陽丘の範囲内なら(点線で囲んである部分)どこでもかまいません。いつものように後天的な運勢を表す右手を中心に観察しましょう。

以前に手のひらの親指側は、肉親や身内を表すというお話しをしたことを憶えていますか? この図242のようなタイプの太陽線を持つ人は、夫(妻)や両親、親戚などの身内から幸運がもたらされる運勢です。身内の協力や援助によって物事が成功し、高い地位を得たり、大金を稼ぐことが出来たりするのですよね。夫婦で協力し合って仕事をしていくにもたいへんに良い相と言えますよ。

特に太陽線もイロの線も濃くはっきりしていると、とても運が強く、大成功する可能性があります。逆に線が薄くても身内に助けられて、それなりに物事がうまくいくのです。

はい、今日はここまでね。明日は月丘から出発する線が太陽線に寄り添うように昇っている場合についてお話ししましょう。

第231回講座 「太陽線のヒミツ」 (その36) -----------------  2004年9月1

図241

様々な様相の太陽線……末端が小さい二股に分かれている太陽線

図241を見てください。太陽線の末端が小さな二股になっているでしょう? 太陽線の長さは人それぞれですから、図と長さが違っていても気にしないでくださいね。でも、太陽線という名称なのですから、末端は必ず太陽丘(点線で囲んである部分)の範囲内にありますよ。いつものように後天的な運勢を表す右手を中心に観察しましょう。

図241のように太陽線がくっきり刻まれていて、末端がきれいな二股になっている人は、なかなか運が強いタイプです。ただ、性格的に二兎を追う傾向があって、ひとつのことに集中したり、ひとつの物事を追求することができません。二つの職業を持ち、二カ所から収入を得るようになる可能性も高いですね。

問題は、太陽線が薄く弱々しく末端がはっきりしない、つまり、あまりきれいな感じがしない二股になっている場合です。これはまさに「二兎を追う者は一兎をも得ず」のことわざ通りで、二つのことを追いかけて、結局は幸運や金銭を獲得するチャンスを失ったり、成功を逃したりします。でも、目標を一つにしぼって忍耐強く頑張れば、太陽線が濃くしっかりしてきて、成功への階段を昇ることが出来るようにもなりますよ。

はい、今日はここまでね。明日は金星丘から出発する線が太陽線に寄り添うように昇っている場合についてお話ししましょう。

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