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このページには第171回〜第180回講座が掲載されています。
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第180回講座 「運命線のヒミツ」 (その17) ----------------- 2004年7月12日 | ||
図190 |
様々な様相の運命線……運命線が途中で薄くなったり、切れたりしている。 今日からは様々な様相の運命線についてお話ししていくことにしましょう。図190を見てください。運命線が途中で切れているでしょう? でも、切れているのではなく、よく観察すると薄い運命線がつながっていて、一見、切れているようになっている場合もありますよ。どちらも表す意味は同じですから、運命線が途中で薄くなったり切れたりしていないか、よく調べてみましょう。なお、運命線がどこから出発し、どこで終わっているか、その長さについては今はこだわらないでください。図より運命線が長い場合も短い場合もありますよ。とにかく、運命線が薄れている箇所、切れ目だけに注目しましょう。また、いつものように後天的な運勢を表す右手を中心に観察してくださいね。 図190のように運命線が薄れていても切れていても、そのあたりの年齢で、運気がダウンします。その年齢は例によって「運命線の流年法・図175」にあてはめて推測することができます。図190の場合は30歳ぐらいから33歳ぐらいまで、運気が不調になると考えられるのですよね。運気がダウンしたその期間には、何か事業をしていれば業績が不振になったりしますし、事業などしていない場合でも災難が起こる場合があります。でも、それがどんな内容の不振か災難かは、この運命線だけでは判断できません。手相を総合的に観ながらカンを働かせていかないとダメなんですね。ですから、今は運命線が薄れたり、切れたりしている年齢は運気がダウンするということだけを頭に入れておきましょう。 また、もし、あなたが図190のタイプの運命線でも、あまり恐れないでくださいね。手相は変化するものです。知恵をしぼって、あらゆる努力をしていけば、やがて運気が好転。それとともに運命線の薄くなった部分が濃くなったり、切れた部分がつながってきたりしますよ。 はい、今日はここまでね。明日は2本の運命線が重なったかたちで切れている場合についてお話ししましょう。 |
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第179回講座 「運命線のヒミツ」 (その16) ----------------- 2004年7月11日 | ||
図189 |
運命線の終点……頭脳線の手前でストップしている運命線 図189を見てください。運命線が頭脳線の手前でストップしていて、その先がないでしょう? 運命線がどこから出発しているかについては今はこだわらないでください。図より上から始まっている場合も、少し下から始まっている場合もありますよ。とにかく、運命線の終点だけに注目しましょう。また、いつものように後天的な運勢を表す右手を中心に観察してくださいね。 図189のような運命線を持つ人は、運が早く開くタイプ。若いうちはなかなか良い運気で、物事が思い通りになるし、けっこう楽しい日々を過ごします。でも、年齢とともに運の強さを失い、物事が思い通りにいかなくなります。運勢が先細りになる恐れがあるのですよね。 ところで、この運命線の場合は「運命線の流年法・図175」にあてはめて運勢を推測することができます。運命線が現れている期間が運勢の最盛期ですから、それが何歳から何歳ぐらいまでか判断すればいいんですね。図189の場合は、だいたい20歳ぐらいから31、2歳ぐらいまでが最も良い運気で、その後は下降運に向かうと考えられます。 ただ、そんな若いときだけ運が強くても悲しいですよね。でも、あまり悲観的に考えなくても大丈夫。実は、このような運命線を持つ人は、自分の将来についてあまりよく考えず、努力しない人が多いのです。イソップ物語の「アリとキリギリス」で言えば、キリギリス的な生き方で、「今が楽しければいい」とか「楽して暮らしたい」という気持ちが先行して、毎日を刹那的に過ごしてしまうのよね。でも、それが間違いであることに気づいて、しっかりと将来を見据えて努力を積み重ねれば、いつの間にか運命線が伸びてきて、先々も安定した良い人生を送ることができますよ。 はい、今日はここまでね。明日からは様々な様相の運命線についてお話ししていくことにしましょう。 |
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第178回講座 「運命線のヒミツ」 (その15) ----------------- 2004年7月10日 | ||
図188 |
運命線の終点……頭脳線のところでストップしている運命線 図188を見てください。運命線が頭脳線のところでストップしていて、その先がないでしょう? 運命線がどこから出発しているかについては今はこだわらないでください。図より上から始まっている場合も、少し下から始まっている場合もありますよ。とにかく、運命線の終点だけに注目しましょう。また、いつものように後天的な運勢を表す右手を中心に観察してくださいね。 以前に頭脳線に関して勉強したときに、頭脳線は人間の頭脳や知力を表す線ということをお話ししました。図188のように、その頭脳線で運命線がストップしていると、知的な面で何か問題を起こしやすいのです。つまり、このタイプの運命線を持つ人は、上司などの目上の人や、周囲の人と考え方の違いなどから対立し、誤算のために破滅や失敗をしやすいと言われているのです。上司や同僚と些細なことで衝突しては、たびたび職を変えているといった人の手のひらに見られる生命線ですよ。 この運命線で注意したいのは、「運命線の流年法・図175」があてはまらないことです。運命線と頭脳線の交叉点は35歳ですから、それよりも上に運命線がないとなると、きっと35歳からは下降運に向かうに違いないと考えたくなりますが、そうではありません。図188の運命線を持つ人は、今お話ししたような誤算や失敗を生涯繰り返す恐れがあると推測できるのです。でも、本人が自分の短所に気づき反省し、穏やかに人と接するように心がければ、運がよい方向へ向かい、頭脳線より上に運命線が出来てくる可能性がありますよ。 はい、今日はここまでね。明日は、頭脳線の手前でストップしている運命線についてお話ししましょう。 |
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第175回講座 「運命線のヒミツ」 (その12) ------------------ 2004年7月7日 | ||
図185 |
運命線の終点……中指の基底線近くまで伸びる運命線 昨日までは、運命線の起点について勉強してきましたが、今日からは運命線がどこまで伸びているか、運命線の終点についてお話ししていくことにしましょう。図185を見てください。運命線が中指の基底線近くまで伸びているでしょう。運命線が基底線にピッタリくっついていても、基底線の1ミリくらい手前で終わっていてもこのタイプの運命線ですよ。今は運命線がどこから始まっているかは気にせずに、運命線の終点だけに注目しましょう。また、いつものように後天的な運勢を表す右手を中心に観察してくださいね。 図185のような運命線を持つ人は、たいへん長生きです。「運命線の流年法・図175」をちょっと思い出してください。中指の基底線は年齢としては90歳に当たりますから、確かに長生きといことがわかるでしょう? でも、運命線が基底線のところで終わっていると、90歳ジャストでこの世に別れを告げるのかというと、実はそうではありません。それよりも長生きする場合もじゅうぶんありますよ。流年法もそのへんになると、ちょっとアバウトなのです。この運命線で推測できるのは、平均寿命を超えて、とにかく長生きをするということだと思ってくださいね。 また、実例として、こんなこともありますよ。70歳を越えて元気はつらつ、実年齢よりもずっと若く見えるといった人は、この運命線であることが多いのです。そういう人は生命線によほど悪いしるしでも出ない限り80歳以上になっても大丈夫。若い人に負けないくらい活躍できます。 それと、図のように手のひらの下の方から、くっきり力強く運命線が伸びていると、それが男性でも女性でも、たいていは仕事で成功します。特に手首近くから運命線が昇り、基底線に到達していれば最高! エリートコースまっしぐらで、サラリーマンなら必ず出世しますね。もちろん、他の仕事でも強運を発揮。抜きん出ることが多いですよ。 はい、今日はここまでね。明日は、運命線が長く伸びて、中指まで入り込んでいる場合についてお話ししましょう。 |
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第171回講座 「運命線のヒミツ」 (その8) ------------------ 2004年7月3日 | ||
図181 |
運命線の起点……生命線から始まる運命線 図181を見てください。運命線が生命線の所からスタートし、中指の近くまで伸びているでしょう? 「あれ? この線、どっかでみたような……」そんな気がする方もおありかもしれませんね。そうです! 以前、生命線の勉強をしたときに、これと似た線についてお話ししているのです。それは図156の生命線から上昇する支線、別名「努力線」です。 この際ですから、図156に関して、ちょっと復習して、それからもう一度、この図181を見てくださいね。両方とも生命線から伸びていることは確かですが、違うでしょう? どこが違うかというと、まず長さです。努力線(図156)の場合は、長くても1センチ5ミリくらいまでで、中指近くまで伸びているということはありません。それに、実際の手のひらで見ると、「努力線」と「運命線」とでは太さも少し違います。運命線のほうがやや太く、しっかりとした力強い感じですよ。 なお、運命線が生命線のどの部分からスタートしているかは、人によって違います。でも、どこからスタートしていても表す意味は同じで、生命線の流年法を気にする必要はありません。いつものように後天的な運勢を表す右手を中心に観察してくださいね。 図181のような運命線を持つ人は、人に頼らず、独力で自分の運勢を切り開いていくタイプです。芯が強い一匹狼型とも言えますね。とにかく、ちょっとやそっとのことではくじけない強さを生まれながらに持ち合わせているのです。男性なら、ちょっと孤立する傾向はありますが、男らしく頼もしい人ですよ。 女性の場合は、結婚をしても仕事をし続けるか、専業主婦になったとしてもやがて外に出て、エネルギッシュに働くようになります。これは本人が働くのが好きだということもあるのですが、精神的にも経済的にも夫に頼れない運命であるとも言えるのですよね。 また、この運命線の持ち主は、男女とも生まれ育った家庭が経済的に苦しく、子供の頃に苦労した経験のある人が多いのです。でも、そうした幼少年期の苦労は決して無駄にならず、むしろ苦労をバネに努力し、大きなチャンスをつかむ確率も高いですよ。 はい、今日はここまでね。明日は生命線の内側から始まる運命線についてお話ししましょう。 |
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