夜8時から10時までQVCの生放送があった。観てくださった方もいらっしゃると思うが、2時間もの長い間お付き合いくださって、本当に有り難いと思う。日記上で申しあげるのは何ですが、心から感謝しています。
さて、そのQVCの生出演のため、午後5時40分に車で自宅を出発。まず首都高速に乗り、途中から東関東道という高速道路を走り、幕張にあるQVC本社へと向かった。距離としては銀座・箱崎経由のほうがいくぶん近いのだが、たいていレインボーブリッジのあるお台場経由で行く。この方が渋滞に巻き込まれる可能性が極めて低いからだ。案の定、箱崎経由の方は今日も大渋滞! でも、私の乗った車はスイスイと湾岸の高架高速道路を快走した。
レインボーブリッジの前後の高架道路から東京の風景を見ると、高層のマンションやオフィスビルがニョキニョキと立ち並び、ここが日本?と思うくらい近代都市の景観だ。上の写真はそんな様子をご紹介したくて、車中から撮った1枚。
でも、東京湾の景観のことはこれくらいにして、テレビの「生」と「収録」の違いについて、ちょっと書いておきたい。「生」というのは「生出演」のこと。「収録」というのは録画撮りされたものが編集され、後日、放映されるもので、私の場合は、「生」と「収録」の割合は半々ぐらいだ。「生は失敗が許されないし、緊張するでしょう?」といろいろな方からよく訊かれる。「収録」なら失敗しても、やり直しがきくから気が楽だろうと誰しも思われるようだ。でも、実は私は「生」のほうがずっと楽に感じるし、好きなのよね。
なぜなら、「生」の場合は、その時間が過ぎてしまえば、それで仕事は終わりだし、自分が話した全てに責任が持てるからだ。多少の緊張はあるが、それは「収録」も同じで変わりはない。「収録」の場合は、場面が違うと、別々に細切れに撮影したり、かなり長めに撮影するので、生よりもむしろ長時間を要する。また、収録したテープを後で編集するため、どの部分が生かされ、カットされるのか出演者にはよく分からない。つまり、放送されたものを観て初めて、「なるほど、こういう番組なのね」と番組の全体像が把握できるというわけだ。そのために、ときにはちょっと不安を感じたりすることもあるのよね。
QVCはいつも生で、しかも私の場合は時間をたっぷりとってくださる。そのお陰で私は、ナビゲーターさんと心ゆくまでオシャベリを楽しめる。それにリアルタイムで観ていてくださる方がいらっしゃると思うと、なおさら嬉しくて話に熱が入ってしまう。ナビゲーターさんと二人だけではなく、大勢の方と一緒に話している、そういう感覚が持てるのね。
という訳で、今夜はとても楽しい気分で帰途についたが、夕食がまだだったので食事に行き、帰宅は夜中の2時をまわってしまった。下の写真は帰途のレインボーブリッジのスナップ。この日記を書き終えてから、明日の、いえ今日の運勢を書き上げなければならない。入浴してベッドに入る頃には、夜が明けそうだ。