夕方になって、突然、「鶏のつくね鍋」がいただきたくなった。私は冬に限らず、夕飯はよく鍋物にする。今頃から9月いっぱいくらいまでは、冷房なしではとうてい執筆などできないから、どうしても体が冷える。そこで、体が温まる鍋物をということになるのね。最近はこの「鶏のつくね鍋」に、すっかりハマってしまった。といっても、全くの自己流で正式な作り方は知らないけれど、かなり気に入っている。先日、友人に話したところ、彼女も早速つくって「ほんとに美味しい!」と言ってくれたので、日記に書き記したいと思う。ただし、レシピなんて言えないお粗末な説明になるけれど、許してほしい。
材料はだいたい3人前ぐらいの分量として考えてください。
<つくねの材料>
鶏挽肉 500g
長ネギ 2本
ショウガ 80g〜100g
醤油 適宜
ごま油 適宜
卵 2個
<つくねの作り方>
1 鶏挽肉にみじん切りにした長ネギとショウガのすりおろしたものを入れて、手でよく混ぜる。特にショウガは、これでもかと言うくらいたくさん入れると、鶏肉の臭みが消えるし、ショウガの香りがして美味しい。それに、これだけ長ネギやショウガが入ると、いやでも体が温まる。
2 1に醤油とごま油、溶き卵を入れてよく混ぜる。ポン酢でいただくので、塩味が濃くならないように、お醤油は少なくてよい。ふつう「つくね」の場合は、片栗粉を入れるらしいが、私は入れない。卵をたっぷり入れることで、くずれないし、ふわっと柔らかく仕上がるので、好きだ。えっ!? こんなに卵を入れて大丈夫?と思うくらいでちょうどいい。ちなみに卵が少ないと、お箸ではさむとくずれてしまうのでよくない。
3 お鍋のお湯が沸騰したら、大きいスプーンに2をすくって、お湯にポトン、ポトンと落としていく。2を手で丸める必要は全くない。だいいち、やわらかすぎて丸められないし、トロトロにやわらかいから、いいぐあいにスプーンから滑り落ちてくれる。煮立ってくるとアクが浮いてくるので、まめにすくい取っておこう。
4 後は、ふつうのお鍋と同じ。白菜、春菊、長ネギ、生椎茸、エノキ、くずきりなど、好きなものを入れて、いただく。そうそう、鶏のつくねにはポン酢が一番合う。ごまだれを試してみたが、それほど美味しいとは思わない。
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