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このページは2004年3月29日〜5月8の日記です。

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2004年5月8日(土)
何てことだろう! 今日ほど仕事の能率が上がらない日は、近来なかった。机の前に座っても、さっぱり頭が回転しない。仕方がないので近所を散歩してみたが、それでもダメ。あんなに面白いと思っている松本清張の「けものみち」の続きも読む気になれない。テレビをつけても熱中できない。ニュース番組は好きで、どんなに忙しくても欠かさず見るのに、アナウンサーのニュースを読み上げる声が、頭の上だか横だかを素通りしていく……。

眠るでもなく、家事もする気になれず、ただただボーッとして、むやみにお茶を飲んだりしていた。とにかく、頭や体を使うこと、全てを拒否しているという感じなのよね。それでいて、「仕事をやらなければ!」と気ばかり焦る。「意志強固に頑張って!」と自分を励ましてみても、自分自身がどうにも言うことを聞かない。

そんなこんなで、夜中の12時近くになって、やっと気力がわいてきて、仕事に取りかかることが出来た。明日はキリッとしなくては!

2004年5月7日(金)
午前中に、何人もの方から電話やメールをいただいた。出版社の編集の方をはじめ、お仕事関係の方々からだった。私が日記にPCトラブルのことを書いたために、「大変だったでしょう」というお見舞いのあたたかい言葉をくださったのよね。すごく嬉しい! 皆様、日記を毎日読んでくださっているなんて、とても有り難いことだと思う。

午後、用事で外出。その途中の路上で、幸せそうな親子連れを見かけた。1歳くらいの女の子はお母様に抱かれ、3歳くらいの男の子はお父様に肩車をしてもらって、バスを待っている。その4人の前を通り過ぎたとき、私の脳裏に幼い頃、父に肩車をしてもらった記憶が映像となって浮かんだ。あれは外ではなかった。家の中で肩車をしてもらったのだ。天井に頭がつきそうなくらい高い所から部屋を見下ろすのが、何とも不思議で面白くて、自分がまるで巨人にでもなったような気分になったっけ。

父は65歳で他界。心筋梗塞で、いともあっさりとこの世を去ってしまった。とても寛大で愛情深い人だった。その父が生き生きしていた時代、とびきりの笑顔を向けてくれた頃は、いつの間にか昔になってしまった。

2004年5月6日(木)
一難去ってまた一難とはまさにこのこと! パソコン本体は完璧に直ってやれやれと思っていたら、今度はデータを保存しておいたフロッピーディスクをうっかり消去してしまった。枚数にしてA4の用紙100枚ほどの原稿量。これではもう、二度と書き直しができないじゃないの! いえ書き直しができたとしても、その苦労を考えたらもう、頭の中は真っ白! PCトラブルが解消して、あれだけスッキリした気分が一瞬にして、奈落の底に突き落とされてしまった。 でも、待って、何か方法があるかもしれない。苦しいときの神頼みじゃないけれど、すがりつくような思いで、またしてもM&Jさんに電話をしてみた。すると「解決方法はある」というお返事。例によって、電話片手にM&Jさんの指示に従った。

まず、インターネットに接続する。そして、あるURLのサイトにアクセス。そのサイトの中を次々と進む。そして、そこにお目当ての「復元」というソフトにたどり着く。「DOWN LOAD」のアイコンをクリック。保存場所の確認が問われる。MY DOCUMENTでOKをクリック。あっという間のダウンロードだった。圧縮ファイルになっている「復元」のアイコンをダブルクリック。するとそこに解凍された「復元」が誕生。データを消去してしまったフロッピーディスクをFDドライブに挿入。「復元」を実行!

すると、まあ! 消えてしまった原稿データのアイコンがひょっこりモニター画面に現れたじゃないの! それをダブルクリック。何とみごとに原稿は復元された。それも、どこも欠けることなく完璧に! まるでマジック! たった十数分で復元されたのよ。以前に犯罪捜査で、コンピュータのデータ復元という場面をテレビで見たことがある。まさに、これと同じことが私の手元で実現したのよね。

でも、こんなことが簡単にできるというのは、ある意味、危険ね。パソコンを買い換えるときなど、データを消したつもりでPCやFDを廃棄すると、秘密が他人の手に渡ることにもなりかねない。喜びの中に、怖い現実もかいま見えた出来事だった。

2004年5月5日(水)
今日は子供の日。でも、およそ縁のない祝日になってしまったなあ。それではあまりに味気ないので、せめて菖蒲湯に入ろうかと思ったのが数日前。ところが、今日になってコロッと忘れ、気づいたのが深夜。仕方がないので、温泉の元を入れて入浴した。

子供の日と言えば、思い出すことがある。小学1年生のときのことだ。当時、子供の日が近づくと、小学校の校庭には大きな鯉のぼりが立った。初めてこの鯉のぼりが空に舞った日、校長先生が朝礼で、「みんなで鯉のぼりの歌を歌いましょう」とおっしゃった。その日は風がぐあいよく吹いていて、真鯉や緋鯉、子供の鯉が楽しそうに泳いでいる。私はとても嬉しくなった。それに、みんなで歌うのは大好き! 

音楽の先生が弾くアコーディオンの伴奏が始まり、私はウキウキしながら歌い始めた。「屋根よりた〜か〜いこいのぼり〜」ここまで歌ってハッとした。歌が違う! 全校生徒は「い〜ら〜か〜の な〜み〜と〜 く〜も〜の〜な〜み〜」と歌っていたのだ。つい、2ヶ月前まで幼稚園生だった私は、聞いたことがない歌で、とても大人っぽい歌に聞こえた。間違って勢いよく歌い始めてしまった自分が気恥ずかしくて、何だかちょっぴり取り残されたような気分になった。

はたして、1年生のクラスメートたちは、この「い〜ら〜か〜の」が歌えたのかしら。当時、私は背が高く、朝礼で並ぶと後ろから2番目だった。だから、ほとんどのクラスメートは私より前、後ろからはほとんど声が聞こえてこない状況なので、みんなの様子はよくわからなかったのよね。

考えてみれば、どうでも良いようなことだけれど、不思議に鮮明にそのときのことを記憶している。そして、「子供の日」になると、必ずこの記憶がよみがえってくるのだ。

2004年5月4日(火)
PCトラブルが解消。お陰で気分がスッキリし、仕事の能率が上がった。ところで、今日はホームページの冒頭メッセージを更新。「幸せを呼ぶメーク」について執筆した。それで、ついでと言っては何だが、今日の日記は、お肌のシミ隠しのメークテクニックを書いてみたいと思う。

顔のシミやソバカスに悩んでいる方は多いと思う。かなり濃くなってしまったシミは難しいが、比較的薄いものなら、メークでかなりカバーできるのよね。それには、コンシーラの色の濃い(暗い)ものと薄い(明るい)ものを2種類、用意してほしい。

1)ファンデーションをつける前に、シミやソバカスの部分に、綿棒かブラシを使って色の濃い(暗い)コンシーラをつけ、肌に密着するようにパウダーでおさえる。ただし、パウダーはつけすぎないように。パフにパウダーをよくもみ込むようにしてからつけると、つけすぎにならない。

2)その上から、今度は色の薄い(明るい)コンシーラを周りの肌にもなじませるように重ね、またパウダーでおさえる。これでだいたいシミやソバカスは目立たなくなる。

3)それでもまだシミやソバカスが目立つようなら、もう一度、1)と2)を繰り返してみよう。

4)最後に、ファンデーションをスポンジで軽くたたきこむようにつける。シミの部分をスポンジでこするようにつけると、せっかくつけたコンシーラがはがれてしまうことにもなりかねないので気をつけて。

必要な方は、シミ隠しのこのテクニック、ぜひ試してみていただければと思う。ファンデーションを塗るだけよりはずっと、きれいなお肌に見えるはずよ。

2004年5月3日(月)
少しだけ眠るつもりが、目覚めたのが午後1時過ぎ。連休明けに締め切りの仕事があるので、それを連休中にやらなければいけない。でも、心のどこかに「今日は休日だから締め切りはない」といった油断というか、のんびりした気持ちがあるのね、きっと。パソコンの調子はまだ完璧ではない。でも、原稿を書くには支障がないので仕事を優先して、パソコンのトラブルと格闘するのは明日にしようと決めた。昨日のPCトラブルで緊張したせいか、肩が妙に凝っている。

昨日、といっても今朝だが、寝る前に松本清張の「けものみち」を数十ページ読んだ。面白い、ぐいぐいとひきつけられる。話の内容もさることながら、文章が実にいい。主人公の心理描写や情景描写など、みごと! 松本清張の作品は過去に数冊読んだことがあるが、その中ではひょっとしてこの作品が一番おもしろいかもしれない。

推理小説はふだんあまり読まないが、昔、横溝正史の作品に夢中だったことがある。そのときはいつも一気に読んでいた。寝るときに横溝正史の文庫本をベッドに持ち込んでね。少しだけ読んで眠るつもりが、次第に目がらんらんとしてきて、読まずにはいられない。結局、夜を徹して読書。「けものみち」も本当は一気に読みたいのよね。でも、それをしては仕事にしわ寄せがくることは目に見えている。あきらめて、仕事の合間、合間に細切れ読書でいこう。だけど、777ページの大作、いつになったら読み終わるかしら。

2004年5月2日(日)
今日はほんとに参った。夜遅くなって、コンピューターにトラブルが起こったのだ。原因はわからないけれど、モニターが真っ白になって、何も映らない。コンピューターに強いM&Jさんに電話して、フォーマットするしかないということになった。でも、朝までに何とかしなければ、「毎日の運勢」が! そう思っただけでハラハラ、ドキドキする。でも、パニックになっている暇はない。とにかく、やるしかない! それから、電話で指導を受けながらパソコンと格闘すること4時間あまり、ようやく何とか原稿を書けるまでにはこぎつけた。でも、まだ、調子が完全に元に戻ったとは言えない。

現在、3日の午前6時45分、ちょっと遅くなってしまったが、「毎日の運勢」もやっとUPできた。良かった! 今日(といっても昨日だが)は、夜じっくり、松本清張の「けものみち」を読む予定だったのにね。あ〜あ、明日も…いや今日もパソコンと格闘なのかな〜。その前に少しは寝ておこう。では、お休みなさい!

2004年5月1日(土)
午前11時過ぎに起床し、簡単に食事を済ませて、しばらくボーッとしていた。何となくすぐに仕事に取りかかる気力がない。気晴らしになるような本でも読んでみようかと本箱の前に立つと、一番初めに松本清張の「けものみち」が目に飛び込んできた。1ヶ月ほど前、近くを散歩した際に、新しくオープンした古本屋さんで手に入れたものだ。古本屋さんは大好きで、お店の前を通りかかると素通りができない。必ず掘り出し物があるからだ。

「けものみち」は昔、テレビドラマで観て衝撃を受け、原作を読んでみたいと思いながら、そのまま忘れてしまった。それをたまたま古本屋さんで見つけて思い出し、200円で購入。本箱にしまって、またしても忘れてしまった。せっかくの連休、仕事ばかりでも何だし、せめて合間にじっくり本でも読まなくてはね。たまには推理小説もいいのではないかしら……というわけで、早速読み始めた。いきなり怪しげな世界が、活字の中に広がっていて、どんどん引き込まれる。10数ページ読んだところで電話のベルが鳴り、中断。それを機にいったん読書はやめて、仕事に取りかかった。

今夜は早めにベッドに入って、「けものみち」を読もう。でも、777ページもある文庫本。読み切るにはそうとう時間がかかりそう。一気に読みたいけれど、仕事のことを考えると、そうもいかないものね。この連休は仕事に読書、頑張ろう!

2004年4月30日(金)
昨日の日記に、私が執筆したジュニア向けの単行本が中国語に翻訳され、台湾で出版されたとき、「結城モイラ」が「結城茂良」となってしまったという話を書いた。そのせいか、今日になって、その本が急に見たくなり、本箱から引っ張り出した。学研のピチ・ブックス「私のヒミツおまじない」という本だが、台湾版は「愛情魔法書」と堅い感じのタイトルになっている。ページを開いてみると、現代の日本ではあまり使われていない漢字がずらずら並んでいるせいか、なお堅い感じがする。これで、可愛いイラストが描かれていなかったら、とっても難しそうな本に見えるわよね。

台湾の少女から見れば、わかりやすく書かれているのかもしれないが、とにかく文章の表現がすごい! 例えば「モイラ先生のパワーアップアドバイス」は「結城茂良的建議」、「わすれものをしない 元気いっぱいジャンプ」は、「不再忘東忘西 活力跳躍」という調子。ページを繰るたびに愉快でたまらなくなってしまう。

それにしても、言葉も風習も違う国の少女たちと、本を通じてコミュニケーションできているのかと思うと、何だかとても感慨深いものがある。あらためて有り難いと思いながら、本を閉じた。

上:日本版 下:台湾版

2004年4月29日(木)
今日からゴールデンウィークがスタート。何となく嬉しい気がするが、考えてみるとゴールデンウィークはおろか、祭日に仕事を休んだことがほとんどない。休み明けに原稿の締め切りが入ることが多いためだ。したがって、あまり羽をのばしたりできず、生活が世間とちょっとずれてしまう。それでいて、ずれているという自覚がほとんどないのだから、困りものよね。

午前中に竹書房より著者献呈本として、できたてホヤホヤの単行本が10冊届いた。「ミニモニ。ドキドキうらないブック」というタイトルのジュニア向けの本で、子供たちに大人気のミニモニをキャラクターにした本。内容は今まで私が執筆してきた子供向けの占いやおまじないを中心に加筆し、まとめて1冊にしたものだ。ミニモニの4人をモデルにしたイラストも可愛いし、とても良く仕上がっていて嬉しい。編集の方が心をこめて制作してくださったお陰だと思う。

私は子供の本や雑誌の執筆が非常に多い。子供の単行本のほとんどは翻訳されて、韓国や台湾でも販売されている。初めて単行本が台湾版になり、それが手元に届いたときは、ほんとにビックリした! 「結城モイラ」が「結城茂良」になっていたのだ。「茂良」といったら、日本では男性の名前じゃないの!! これにはもう、大笑いしてしまった。文句を言ったわけではないのだが、編集者も可笑しいと思ったのかな? 2冊目の本からは「結城MOIRA」になっている。このほうがまだいいかしら?

ところで、このホームページでも、近いうちにジュニアが楽しめるページを開設したいと思っている。今、そのためのアイディアをあれこれ考え中。それがまた、とても楽しいのよね。

2004年4月28日(水)
「お〜〜、うれしい!!」思わず声を上げてしまった。匂いがわかる!! こんなことを書くと読者がビックリされてしまうかもしれないが、実は10日くらい前に大風邪をひきこみ、行きつけの内科医院へ。お陰で熱が下がり咳も治ったかと思ったら、今度は鼻にきてティッシュの箱を数箱空に……。そうこうしているうちに、匂いが全くわからなくなっていたのだ。

嗅覚が麻痺していることに気づいたのは、数日前の朝、洗濯を始めた際だ。私はソフナーにアメリカの「ダウニーリキッド」を使っているが、これがとても香りが良くて、洗濯機に注ぐときにはかなり強く香るのよね。その感じがまた好きで、4種類の香りのダウニーを買って、とっかえひきかえ、そのときの気分で使っている。それが、その朝に限って何の香りもしないのだ。おやっ!?っと思って、ボトルの口に鼻を近づけて息を吸い込んだが、全くの無臭! 今度はボトルの口に鼻を突っ込まんばかりにして嗅いだが、香りなんて微塵も感じられない。

私はどちらかというと風邪をひきやすい体質だが、今まで嗅覚が駄目になった経験は一度もない。でも、原因は風邪とわかっているのだから、放っておけば快復するだろうぐらいに思っていた。それにしても、匂いが全く分からないというのは、妙な心細さがあるものね。無味乾燥な世界というか……何を食べても美味しくない。オレンジなんかただ甘酸っぱいだけ。食べる幸せが半減してしまうのよね。それに、うっかり腐ったものでも食べてしまったらと、ついオーバーな心配が頭をよぎる。

そんな日が数日続いたが、いっこうに良くならず、昨日になってやっと耳鼻科の診察を受け、3種類の薬を飲み始めた。そして、今日の午後、ダウニーを嗅いでみて、嗅覚が少し快復していることに気づいたのだ。まだ、完璧ではないけれど、嗅覚があるのとないのとでは大違い! しあわせ!

2004年4月27日(火)
あまりの忙しさに、ここのところすっかり日記をご無沙汰してしまった。どんなに忙しくても、このホームページでは「毎日の運勢」と「愛の手相講座」は欠かすことはできないので、このふたつだけは何としてもという気持ちで執筆してきた。ただ、日記までは手が回らず、ちょっと遅れてもいいかな……と思っているうちにこんな結果に。恥ずかしい! この遅れは取り戻せそうにもないので、とりあえず、今日から再スタートしたいと思う。

ホームページのWhat's newで紹介したが、今日発売の週刊誌「女性自身」に「アストロロジー・メーク」が掲載されている。これは、美容界のトップ、トニー・タナカ氏と私のコラボレーションによって生み出された新しいメーク術。メークによって皆様が幸せになるお手伝いが出来たら、とても嬉しい。

ところで、その「アストロロジー・メーク」の中で、耳たぶメークを「イヤーカラー」と新しく命名して紹介している。「耳たぶメーク」は以前に、フジテレビの夕方のニュース番組「スーパー・ニュース」と旧ホームページで紹介したので、ひょっとして記憶されている方もいらっしゃるかもしれないわね。でも、ここでもう一度、「イヤーカラー」について書きたいと思う。というは、女性自身では、掲載したい情報が山のようにあったもので、「イヤーカラー」に関しては、ごく簡単にしか触れることが出来なかったのよね。

「イヤーカラー」とは、左右の耳たぶにチークやアイシャドーを利用して、ちょっとメークをすることで、私が考案したもの。何故そんなことをするかと言うと、耳たぶには愛情運、金運をはじめ、人生の大事な運気が集まっているからなのね。耳たぶに西洋占星術から導き出した、その時々のラッキーカラーや、愛情運、金運、仕事・勉強運がアップするカラーをつけて、キラキラッとさせると、次第に運気が好転する。

もし、恋人が欲しいなど、愛の願いを叶えたいと思っているなら、左右の耳たぶに、かる〜くピンクのチークをのせるといい。でも、目立つほど赤くしてはダメ。ピンクは愛情運をアップさせるカラー。愛の願いを念じながら、ほんの少しだけ耳たぶをピンクにすると効果的。金運をアップさせたいなら、ゴールドのアイシャドーを耳たぶに。ときどきキラッと光って、なかなかきれい! 仕事・勉強運をアップさせたいなら、シルバーのアイシャドーを耳たぶにつけて。シルバーは女神アルテミスのカラー。集中力がアップして、仕事や勉強の努力が実る。ピアスやイヤリングをしている場合でもOK! イヤーカラーをしてから、ピアスやイヤリングをつけるといい。そうそう、大事なのは、これは「おまじないメイク」でもあるということ。「イヤーカラー」をするときは、願い事を念じながらすると、より効果的だ。

ちなみに私は、イヤーカラーはシルバーにすることが多い。シルバーやゴールドのアイシャドーは、ラメが大きめのものを使うと、とてもキラキラしてきれい! 私はカネボウ「ケイト」のフラッシュクラッシュというアイシャドー(\1400)がイヤーカラーにはぴったりなので使用している。

2004年4月4日(日)
一日中、ひたすらパソコンに向かい執筆。あきれるほど何もない一日だった。そこで、メイクを題材にちょっと書いてみようかと思う。実は先日、日記にスキンケアについて書いたところ、けっこう評判が良かったのね。

さて、今日は目元を若々しくきれいに見せるアイメイクのコツについて。若いときは目の周りに張りがあって皮膚の色もきれいだが、悲しいかな年齢ととものまぶたの張りががなくなり、色が黒ずんでくる。もちろん私もそうだ。だから、そのままアイカラーやアイシャドーをつけても、色が濁った感じになって、きれいじゃない。悪くすれば、より老けた印象を与えてしまうのよね。

そこで大事なのは、アイカラーなどをつける前に、土台(まぶた)の黒ずみなどをなるべく目立たないように消す作業。これはファンデーションをサッと塗った程度ではダメ。ましてやファンデーションをぶ厚く塗ったりしようものなら、それこそ厚化粧に見えて、目も当てられない。コンシーラを使って、その黒ずみを丁寧に消していく必要がある。

コンシーラは色が濃いめの物と、薄い物の2種類あると便利。できれば、毛先が小さく短めのメイクブラシを使って、まず、濃いめのコンシーラで上下のまぶたの黒ずみを丁寧に消す。それから、ほんの少しパウダーを打って、その上から色の薄いコンシーラを薄くのせていく。忘れてはいけないのは、目頭の黒ずみ。この部分の黒ずみが残っていると、きれいじゃないし老けて見える。忘れずに必ず消そう。

また、目尻の赤み、これも消す必要がある。目尻の赤みは若い人でも出ている場合があるので、見逃さないようにしよう。軽い赤みならファンデーションで消えることもあるが、赤みが強く出ている場合は、やはりコンシーラで消そう。

目の周りの黒ずみや赤みをコンシーラで修正したら、ハイライト(パウダー)を目の周り全体にブラシで軽くつける。これでOK! 目元がぐんと明るくなるし、アイカラーやシャドーの色の発色が良くなり、アイメイクが実にきれいに仕上がるのよね。

2004年4月3日(土)
嬉しいことに今日も桜に巡り逢った。打ち合わせをしていたビルの窓下に、女王のように厳かにエレガントに枝を広げていた。幸せ!そうそう、去年は目黒川の桜に逢えたのよね。東急中目黒駅から権之助橋(最寄駅 東京・JR目黒)の目黒川両岸は、約3,8キロに渡り、約830本の桜(ソメイヨシノ)が植えられていて、それはみごと! 満開の桜の下を1時間ほどゆっくり散歩したのだが、心の中まで淡いピンクに染まるような心持ちがした。

考えてみると私、桜の木の下で、いわゆる宴会をした経験はないのよね。いつも花を眺めながら、そぞろ歩きをして満足している。でも、一度だけ北海道の洞爺湖畔でお花見をしたときは、花の下でお弁当やお菓子をいただいた。もう、10年くらい前になるが、幼稚園の先生をしている友人に誘われて、2人で洞爺湖までドライブしたのね。北海道の桜は遅くて、確か5月4日か6日ではなかったかと思う。青い湖に添って、ピンクの桜並木がどこまでも続き、その美しさときたら! 感嘆のあまり、しばらく声も出ないほどだった。幸い、平日で人も少なく、桜の下にレジャーシートを敷いて、友人が作ってくださったお弁当をいただいて、ほんと、至福のひとときだった。いつかまた、かならず、洞爺湖でお花見をしてみたい。

2004年4月2日(金)
午後4時、仕事でJR市ヶ谷駅(東京)でA・Sさんと待ち合わせ。駅付近は桜が満開で、嬉しかった。ここのところ、またまた部屋にこもって執筆の日々。今年は桜を逃してしまうのではないかと思っていた。お花見とまではいかないが、歩きながら春を満喫した。

しばらく歩くと急坂にさしかかった。こんな急な坂はここ何年も登ったことがないというほどの坂で、これがまた、実におもしろかった。ハアハア フーフー言いながら、オシャベリするのが理屈抜きに愉快だったのね。でも、A・Sさんがあらかじめ「ヒールが低い靴のほうが……」とアドバイスしてくださっていて、よかった。ハイヒールだったら、楽しめなかったかもしれない。

私、坂は嫌いじゃない。坂の上に何か素敵なものが待っていそうで、ワクワクする。実際、坂を登りきったら、眼下に素晴らしい景色が広がっていたり、オシャレな建物やティールームなどを見つけたことも何度もある。人生も同じ。難儀な坂であればあるほど、それを越えれば、大きな幸せに到達する。辛く苦しい坂ばかりが永遠に続くことは、あり得ないものね。苦しい坂は希望の坂でもあるのだ。

2004年4月1日(木)
そう言えば今日はエイプリル・フール……午後になってふと思い出した。学生時代はたわいないウソで騙したり騙されたり、楽しんだものだけど、もうずいぶん長いこと、エイプリル・フールなんて無縁な生活をしてしまっている。他の人たちはどうなのかな? ウソを楽しんでるのかしら? そんなことをボンヤリ考えながら、パソコンのメールを開いていたら、ありましたよ、そのエイプリル・フールが! 

余談になるが、私個人のPCアドレスにも毎日、40通以上のメールが来る。仕事や友人のメール、ネット通販のメルマガ……何しろネットでお買い物をしょっちゅうするものだから、お店からのメルマガの多いこと! その中に、エイプリル・フールがあったのだ。そのメルマガ、辛子明太子が美味しい博多の「魚住」からのもので、次のように書かれていた。

◆◆◆

重要なお知らせです。4月1日より、消費税総額表示が始まりましたが、それに伴い辛子明太子も「魚卵粒子総量表示」を義務付けられる事になりました。具体的には、今まで一箱あたりの量目を「グラム」で表記していたところを、本日より「粒(つぶ)」にて表示するよう指導が来ました。

これは口で言うほど簡単な事ではありません。まず計測の為に特殊な工具を自作しなければならず、金属性の計測器も必要になります。http://www.rakuten.ne.jp/gold/uozumi/0401/sagyou1.jpg

また、明太子の粒子は、食用されている魚卵の中でも非常に小さい部類に入り、少しの力加減で潰れてしまうため、とても慎重な作業を要します。http://www.rakuten.ne.jp/gold/uozumi/0401/sagyou2.jpgそもそも、ひと腹の中に含まれる粒子の数があまりにも膨大な為、作業は従業員総出で行わざるをえず、他の仕事に著しく影響が出ています。http://www.rakuten.ne.jp/gold/uozumi/0401/sagyou3.jpg) これが、計測中の明太子の粒子です。いかに困難な作業かがおわかりいただけるでしょうか・・・。 http://www.rakuten.ne.jp/gold/uozumi/0401/sagyou4.jpg) 本掘工場長も計測に借り出され、眼精疲労によるストレスが溜まっている様子です。「明太子漬け込まなきゃいけないのに・http://www.rakuten.ne.jp/gold/uozumi/0401/sagyou5.jpg

このように、困難を極める作業の為、現在のところ粒子数が判明しているのは「中辛1000円」のみで、しかも箱ごとに相当結果が違うので、現場では早くも、こんな事をやらせる店主けん坊に対し、代表取締役の解任要求が持ち上がっております。

以上、味の魚住の年に一度のお騒がせ企画!四月バカ通信でした〜! 本気にしないで下さいね! 

◆◆◆

と、書かれてあったのね。あまりに突飛で、あり得ない話だから、はじめから騙されはしなかったけれど……。こんな愉快なウソを社員一同、大真面目でやって、写真まで撮っているところが、何とも好き! すごくユーモアがあって、可愛いじゃないの! 思わず笑って、仕事疲れが吹き飛んでしまった。

気分が良くなったついでに、魚住で扱っている「黄金のプリン」を即、注文。魚住は明太子も美味しいけれど、この「黄金のプリン」が最高なのよ。すっかり気に入って、ときどき購入している。でも、今日は買う予定はなかった。魚住さん、メルマガの効果、大いにあったというわけね。

黄金のプリン http://www.rakuten.co.jp/uozumi/119936/

2004年3月31日(水)
お肌が乾燥して気になることがある。そんなときは、アクアパックがおすすめ。ちょっと面倒でもメイクをする前に、このパックをしておくとメイクのノリがまるで違うし、もちろんメイクも長持ちするのよね。

方法は簡単。コットンを3枚〜4枚用意する。まず、コットンに冷たい水と化粧水をたっぷり含ませて、1枚を3枚から5枚に薄くさく。つまり、3枚〜4枚のコットンを9枚〜20枚にするのね。これを顔に丁寧にのせていき、鼻の穴と口を除いて、顔全体を水分たっぷりのコットンですっぽり覆う。目と目の周辺のパックも大切。目を閉じて、忘れずにしめらせたコットンをのせよう。

そして、待つこと5分〜10分、時間的に余裕があるなら、心安らぐ音楽でも聴きながら、30分くらい軽くお昼寝するのもいい。その間にお肌がたっぷり水分を吸って、ふっくらやわらかになる。これでパックはおしまいだけど、顔にのせたコットンをはずしてすぐにメイクをしてはダメ。昨日の日記で紹介したパッティングを必ずして、乳液などで水分を肌に閉じこめてからメイクをしよう。

アクアパック、ちょっと大変だけど、手をかけたかいはあるはず。乾燥したお肌がみごとによみがえり、その日は水分たっぷりのお肌で過ごせるのよね。もちろんメイクのノリも格段によくなる。ただし、1度このパックをすればずっとお肌が潤い続けるというわけではない。これは、あくまでその日を美しい肌で過ごすための方法。日頃からドライスキンならなおさら、まめにアクアパックをするといいのよね。

3月26日から6回にわたって、「おすすめのスキンケア」を紹介してきたが、これを確実に実行すれば、お肌はかなり改善されるはず。お役に立てば嬉しい。

2004年3月30日(火)
朝、せっかくメイクしたのに、お昼過ぎにはもうメイクがくずれて……そんなことはないかしら? 私の知り合いにもメイクがくずれやすい人は何人かいる。たいていオイリースキンで、肌の水分含有量がやや少なめという肌質だけれど、メイクを長持ちさせる方法はあるのね。これは、一言でいうなら、肌をしっかり冷やすことと、十分に保湿すること。

まず、ぬるま湯で顔を洗ったら、冷たい水ですすいで顔を冷やす。それから時間を置かずに化粧水でパッティングする。その方法は、コットンに冷たい水と化粧水をたっぷりふくませて、顔をまんべんなく「トン、トン、トン、トン、トン……」と顔の中程から外側に向かって、リズミカルにパッティング。鼻とまぶたも忘れずに軽くパッティングしよう。

お肌がどんどん水分を吸い込むので、途中でコットンに水と化粧水を補給して、少なくとも5分くらいはパッティングしたい。今日はデート!といった大事な日には、10分くらいするといいのよね。これだけ時間をかけると、お肌がよく冷え、たっぷり水分を含むので、触るともう、ふっくらやわらか! メイクがほんとに長持ちする。外出の途中でメイク直しするときでも、あまり時間をかけなくてもすむのよね。

パッティングが終わったら、乳液などで水分を閉じこめて、後はファンデーション。そうそう、ファンデーションを塗ってから、スポンジでじゅうぶんパッティングして、肌に密着させることもメイクのくずれを防ぐことにもなるのよね。

明日の日記では、乾燥した肌に効果的な方法を紹介したいと思う。

2004年3月29日(月)
知り合いにまぶたがしょっちゅうはれぼったくなる人がいる。お酒好きで、飲み過ぎては、はらしているようだ。そこで、まぶたのはれを取る方法をお教えして試してもらった。というのは、私はお酒を飲まないせいか、クマはしょっちゅうつくっても、まだ、まぶたのはれには悩まされたことがないのね。

はれを取る方法はきわめてシンプルで、冷たい水に浸したコットンをまぶたにのせるだけ。10分くらいのせておくと効果が出る。でも、彼女の実験では、できれば30分〜1時間、横になってまぶたを冷やすほうがずっと腫れが引くとのこと。ただし、途中でコットンが温まってきたら、また冷たい水で冷やして……というぐあいに、まぶたを冷やし続けるのね。「それだけ時間をかけるのは、なかなかたいへんでしょう?」と訊いたら、「はれぼったい目のまま、彼に逢いに行けませんから」とのことだった。

明日の日記では、メイクを長持ちさせる方法について紹介したいと思う。


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