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このページは2004年1月5日〜1月11日の日記です。
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▲モイラ愛用のマグカップ「ロイヤル・ドルトン ブランブリーヘッジビーカー」の"Winter" |
とにかく、このマグカップ、ただ可愛いだけの代物ではない。取っ手に指を入れたときに肌触りがいいし、重さもちょうど良く安定する。カップの縁に唇をつけたときの感触がいい。細かいことかもしれないが、こういうことってすごく大事。よく、デザインはしゃれているのに、持ちにくかったり、妙に重いカップがあるけれど、そういうのはどうも苦手。デザインにこだわった結果なのかもしれないけれど、何か気になって落ち着かず、使い続けることができない。デザインした人の優しい配慮が伝わってくるようなカップがやっぱりいいな。 というわけで、このマグカップ、デパートでたまたま見かけたのがきっかけで、もう何年もこればかり使っている。折に触れ買い足したので、今では「ブランブリーヘッジビーカー」の全種類(春、夏、秋、冬、バースデー、ウェディングの6客)が揃ってしまった。今は冬だから、暖炉の前でネズミさんがくつろいでいる「Winter」をおもに使っている。きっと私、一生このカップを使うのじゃないかしら……。 |
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2004年1月10日(土)
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部屋でだいぶ前に買った本を捜していたら、本箱の奥に「いろはかるた」の箱を見つけた。私の部屋(マンション)は、どこも本だらけ。職業柄とも言えるが、年々本がすごい勢いで増えている。仕方がなく、本箱に本を二重にして入れているので、奥にしまいこんだのは、とかく忘れがちだ。その奥に、厚手の本とちょうど同じサイズの「いろはかるた」の箱が本と一緒に並んでいた。 「いろはかるた」、懐かしいなあ! 子供の頃、お正月に祖父の家で遊んだ憶えがある。20年くらい前かしら、たまたま「いろはかるた」を売っているのを見つけて、懐かしくて購入した。でも、いつか皆で遊ぼうと思いながら、それきになってしまったのよね。 かるたで思い出したが、祖父の家に「家族合わせ」というカードゲームがあった。細めの縦長のカードで、ずいぶん古い物らしく、セピアがかっていた記憶がある。遊びに行くと、祖母がどこからかこの「家族合わせ」を引っ張り出してきて、皆で車座になった。この母方の祖父(ロシア人の祖父は父方)は医者をしていた関係で、看護婦さんをはじめ、働いている人が何人もいて、祖母が声をかけると皆がすぐ集まってきた。ただ、祖父は厳格を絵に描いたような人で、いつも書斎にこもって勉強をしていたから、ゲームに参加したことは一度もない。 家族合わせは、家族を集めるゲームで、八百屋さんやお魚やさん、お医者さんなどの家族が5人くらいで一組になっている。そんないろいろな職業の家族が何組もあって、1枚のカードには一人の人の名前と絵が描いてある。その絵がなかなか古めかしくて面白かった。 このカードをトランプのようによくきって皆に配り、一家を早く、しかも多くそろえた人が勝ちだ。カードをそろえるためには、持っていそうな人を指名し、「○○さんの奥さんいますか?」と訊ねる。 持っていたら最後、渡さなければならないので、ちょっとスリルがあるのよね。ゲームをする人数が多ければ多いほど、集めようとする一家が他の人と同じになって、楽しい。 「家族合わせ」を思い出したら、無性に懐かしくなってしまった。ほんとにホノボノした温かい感じがするゲームだったもの。復刻版ってないのかしら? ネットで検索してみると、明治から大正時代に流行ったカードゲームだということがわかった。なるほど、だからとっても古い感じのカードだったのね。「医師の藪医竹庵(やぶいちくあん)さん」という名前も出てきた。そうそう、それぞれの家族にはちょっとユーモラスな名前がついていたのよね。でも、残念ながら復刻版はないみたい。 先日、私は「年頭占い」で2004年は地の星座と魚座の天王星の影響で、懐古趣味が強まるということを占った。ふだんはすっかり忘れているこんな昔を急に強く、懐かしく思い出したのは、今年の運命的な影響が、私のうえに早速、表れたということかもしれないわ。ひょっとして、「家族合わせ」も復刻されるかな……。 ちなみに、次のサイトに「家族合わせ」についてや、カードの写真が出ています。 http://www.geocities.jp/meijicity/b/ka.html |
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2004年1月9日(金)
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ここ数日、少し野菜不足なのか、メチャクチャにサラダが食べたくなった。そこで夕食の付け合わせはサラダと決めた。といっても材料はレタス、赤と黄色のパプリカ、トマト、玉ネギのスライスだから、自慢するようなサラダではない。ドレッシングは、今日は市販のもの。どこでも買えるドレッシングとしては、マコーミックのフレンチドレッシングがけっこう気に入っている。というは、応用がきくのよね、このドレッシング。その時々で、ワサビやお醤油など入れてみたりしている。 そうそう、一番好きで、昔から作っているのは、マコーミックのフレンチドレッシングにサラミソーセージ、スウィートピクルス、パセリ、玉ネギの4種類のみじん切りをたっぷり混ぜたもの。これは、トマトサラダに実によく合うのよ。 市販のドレッシングと言えば、去年スーパーで見つけた「FOODeXのカマンベールチーズとパルメザンチーズ入りのシーザーサラダドレッシング」が美味しい。化学調味料は使っていないそうよ。販売はクローバ商事。ご参考までに。 ところで、今日のサラダの味付けはフレンチドレッシングとシーザーサラダドレッシング。この2種類を振りかけて「イングス フェイヒュー ジェラ ジェラ ジェラ」と繰り返し唱えながら、サラダをかきまぜた。私はサラダやお料理の材料をかきまぜながら、この呪文をよく唱える。幸運を呼び寄せ、物事を成功させる北欧ルーン系の呪文。唱えると楽しい気分になって、とてもいいのよね。特に疲れているときは、体に力がよみがえる感じで効果てきめん! お料理が美味しく感じるわ。 |
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2004年1月8日(木)
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写真上:バラのフローティング・キャンドル |
寝る暇もないほど忙しい日でも、大事にしているひとときがある。それはバスタイムだ。日々の生活の中で、お風呂ほど心と体を癒してくれるものはないと思うのよね。よほど時間がせっぱつまっていると、ササッとシャワーだけ浴びることはあるけれど、これは機械的な感じがして好きではないし、めったにやらない。 やはり、バスタブにたっぷりお湯をはって、ぬるめのお湯に20分以上、体をしずめなくては……ね。ラベンダーオイルをお湯に注いだり、バラなどの花びら浮かべたり、そのときどきの気分や体の調子で、浴用剤を変えたり、できるだけバスタイムが豊かな時間になるように工夫している。 今夜は、水に浮かぶ大きめのフローティング・キャンドルを3つ、お湯に浮かべて、キャンドルの灯りだけで入浴した。フローティング・キャンドルは目にとまると購入するので、星の形や葉っぱの形など、いろいろとそろっている。そのなかでも、今夜、浮かべたバラの花のキャンドルは、特別に美しいのよ。なんと表現したらいいのかしら、淡いピンクがかったクリームというか、オレンジというか、そんな優しい色合いで、その花びらの造りの繊細さといったら! 一目惚れをして購入した。お湯に漂いながら揺らめく炎を見つめていると、もう夢見心地! この上なく幸せで、ロマンティックなひとときになった。 ただ、バスルームは密閉された空間。キャンドルを灯すときは、ドアを少し開けておくなど、換気には注意する方がよいかもしれないわね。 |
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2004年1月7日(水)
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午後、友人から電話があった。すごいガラガラ声。可哀相に、ひどい風邪をひきこんだようだ。それで思い出した。昔、私も悪性の風邪をひいて、朝起きたら全く声が出なかったことがある。「あ〜」と何度発声しようとしても、息しか出ない。これには困った。仕方がないので、便箋に症状を書いて、近所の医院へ向かった。診察の結果は急性の上気道炎で、声帯が腫れて、閉まらなくなっているとのこと。声が元に戻るには2週間ほどかかると言う。 吸入をして薬を飲まされたが、2日経っても出るのは息だけ。熱はじきに下がったが、電話に出られないのが参った。こうなったら居直るしかない。留守電にして、安静を決め込んでベッドにもぐりこんで本など読んで過ごした。3日目、まるでラッパが壊れたような声が出た。やっと電話に出ることができる! ところが電話に出るたびに相手は仰天! 「モイラ…さん…ですか?」と疑わしげな声。 それは不安になって当然よね。同じ言葉を言ったとしても、声によってずいぶん印象が変わるもの。 私も2週間経ったら、本当に声が元に戻るのかと正直不安だった。ひょっとして、これを堺に声質がガラリと変わったりして……。結果は先生のおっしゃった通りで、2週間後には以前と何ら変わらない声で話すことができるようになったのよね。 昔のことを思い出したついでに、以前に何度か執筆した「声占い」をしてみようかと思う。まず、声が大きい人は、開けっぴろげの外向的な性格と言っていい。反対に声がひどく小さい人は、内向的で、やや自信がない傾向が。音量はそれほど大きくはないが、お腹に響くような力強さのある声は、気持ちが温かく、意志が強い。どんな困難に遭遇しても乗り越えていけるパワーがある。 細いけれどよくとおる声の持ち主は、我慢強い努力家。愛情深いところもある。声がハスキーな人は、面倒見のよい性格。ただし、好きな人になかなかアプローチできない。うわずったような声を出す人は、おっちょこちょいだが、人間は悪くない。 声が男性のような女性は、頼もしい性格で、一家を背負って働かなければならない運勢。逆に女性のような声を出す男性は、性格的にどこか女っぽいところがある。女難の相があるという説も。声の調子が何となく一定せず、不安定な感じがする場合は、移り気で、物事が長続きしない。 鼻にかかった声は、甘えん坊で、愛されたい願望が強い。何かと自分を演出する傾向がある。すぐ泣き声のような声を出す人は、どんなに満たされた環境でも孤独を感じる人。猫なで声は裏表のある性格で、本心をほとんど見せない。 ガラガラ声の人はけっこうお人よし。人を裏切ることはほとんどないが、運勢的に何かと困難に遭遇しやすい。最後に、誰の耳にも快い、きわめて美しい声の女性は、性格的に素直で愛情深い。幸運な人生を歩む場合が多い。ああ、本当に美しい声って、憧れよね。 |
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2004年1月6日(火)
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引き出しの整理をしていたら、しまい忘れたハンカチが出てきた。淡い紫ががったピンクに、淡い紫の翼を広げた鳩と小花が刺繍してあり、Nina Ricci とある。まあ、なんて優美なの!? 思わずうっとりする。そういえば、10数年前にデパートで買った覚えがある。あまりに優しいハンカチの色合いに、つい嬉しくなってバッグにしのばせた。 ハンカチが今のような正方形になったのは、かの有名なマリー・アントワネットの希望によるという話を以前に聞いたことがある。ハンカチについて、もう少し知りたくなり、文献を調べてみたら面白いことがわかった。 ハンカチ、つまりハンカチーフ(handkerchief)は、カチーフ(頭に巻く布)を手に持ったことから発生した名詞だとか。ハンカチの起源はローマ時代にまでさかのぼることができ、その頃のローマでは食事の際にナプキンとして使われたそう。それが中世になると当時たいへんに貴重とされた絹で作られるようになり、教会の祭壇に飾られたり、愛のしるしとして、恋人にプレゼントするようにもなった。何でも中世の騎士たちは、恋人から贈られたハンカチをかぶとにしのばせて出陣したとのこと。う〜ん、ロマンティック! 18世紀になると、フランスでは長方形や卵形、三角形などの様々な形のハンカチが作られるようになり、それが王妃マリー・アントワネットにしてみると行き過ぎに思えたらしいのね。そこで、1785年に「以後、フランス国内のハンカチーフは全て縦横同寸法にせよ」という国王命令が出されたとか。この命令もちょっと行き過ぎよね。 その後、ナポレオンの妃ジョセフィーヌの好みで、小型のハンカチが流行ったり、イギリスでは60センチ四方もある特大サイズが作られたり……現在使われている大きさに落ち着いたのは19世紀末だそうよ。たかがハンカチ、されどハンカチ、奥が深い。 |
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2004年1月5日(月)
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左から 岡本妙子さん、小林節子さん、 |
午後4時から「レディス4」に生出演。毎年恒例の年頭占いを行った。この年頭占い、今年で21回目ぐらいになる。21回と言えば、21年!? 恐ろしく長い年月ね。自分でも驚いてしまう。でも、「レディス4」に出演するのは、ほんとに楽しい。柴俊夫さんがメイン司会者になってからは初めての出演だけど、女性の司会の方たちとは長いお付き合い。皆さん家族的な雰囲気で迎えてくださるので、私もリラックスしてお話ができるのよね。
今日の番組の最後に、水晶のパワーについてお話ししたけれど、その打ち合わせの際、司会の岡本妙子さんがビックリなさったことがある。実は岡本さん、打ち身で脚が痛かったのね。 |
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ところが、私が持っていった水晶をしばらく当てていたら、すっかり痛みがとれて脚が軽くなったと大喜び! 「不思議だ、不思議だ」と連発していらした。1月2日の日記に書いたけれど、私は水晶によって頭痛が何度か治った経験がある。でも、脚の痛みまで! やはり、水晶パワーはすごい!! 今日、私が持参した水晶、司会の皆さんが手に持って、喜んでいらしたが、そうすることができたのは、私がその水晶に特に願かけはしていないからだ。水晶に自分の大事な願い事をするなど、念をこめてしまった場合は、人に見せたり、触れさせない方がいい。念はこめず、お守りとして部屋に飾っているものなら、そんなに神経質になる必要はない。そのかわり、誰かが触れた後は水でしめらせた天然塩でやさしく丁寧にこすり洗いし、太陽の光に1時間くらいあてて浄化しておこう。 そうそう、水晶のブレスレットなど、すでに毎日身につけているものは、たとえ願いを込めていなくても、人に触れさせない方が良いので気をつけて。なお、水晶と他の石を組み合わせたアクセサリーは天然塩で洗ったり、陽にあてないこと。なせなら、他の石が塩分や水、太陽に弱い場合があるからなのよね。この場合は、お香を焚いて、その煙に何度もくぐらせる方法で浄化しよう。以上のことを守れば、水晶は素晴らしい友人になってくれるにちがいない。 |
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