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このページには第191回〜第200回講座が掲載されています。
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第200回講座 「太陽線のヒミツ」 (その5) ------------------ 2004年8月1日 | ||
図210 |
太陽線の起点……火星平原(手のひらの真ん中)から昇る太陽線 図210を見てください。手相術では手のひらの真ん中を火星平原(かせいへいげん)と呼びます。指の下などのふっくらした部分を「丘」と呼ぶのに対して、へこんだ部分は「平原」と呼んでいるのです。もっとも、手のひらでへこんでいるのは真ん中の部分しかありませんから、「平原」とつく名称は、火星平原だけですよ。 この火星平原から、太陽線が太陽丘(たいようきゅう)まで伸びているでしょう。太陽線の出発点は火星平原の範囲内(手のひらの真ん中のへこんだ部分)であるならば、図と全く同じでなくてもいいのですよ。図より少し上から太陽線がスタートしていても、下からスタートしていてもかまわないのです。ただし、必ず頭脳線よりは下から出発しています。また、太陽線の終点はやはり太陽丘の範囲内(点線で囲んだ部分)であれば、多少、図よりも長くても短くてもこのタイプの太陽線です。いつものように後天的な運勢を表す右手を中心に観察しましょう。 図210のような太陽線を持つ人は、ごく若いうちはあまり運に恵まれませんが、年齢とともに運がつき幸運が巡ってきます。いつ頃から運勢が好転し始めるかというと、この太陽線の場合は「太陽線の流年法・図207」にあてはめて推測することができます。図210の場合は、だいたい28歳くらいと考えてよいでしょう。 ただし、太陽線があくまで、くっきりした力強い線であることが大切ですよ。切れ切れの線であったり、見るからに弱々しく細い線の場合は、そんなに幸運とは言えません。まあまあの運気で仕事などは何とか頑張れるであろうぐらいの意味になってしまいます。本人もそれほど努力するタイプとは言えないのですよね。 でも、心機一転、目標を立てて頑張るようになれば、それにともなって次第に太陽線が濃くはっきりしてきて、運気がどんどん良くなってくることも多いですよ。あまり良くない太陽線だからといって、決してあきらめる必要はないのです。運勢というのは、自分の心がけ次第で好転していくものでもあるのよね。 はい、今日はここまでね。明日は生命線から昇る太陽線について、お話ししましょう。 |
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第197回講座 「太陽線のヒミツ」 (その2) ----------------- 2004年7月29日 | ||
図207 |
太陽線の概要2 昨日、太陽線はだいたいどのような線かということをお話ししました。今日はその続きですよ。まず、図207を見てください。これは「手相術」においての太陽線の基本型であり、また、その流年法とも言えるものです。いつものように後天的な運勢を表す右手を中心に観察しましょう。 基本型の太陽線は第1手首線(手のひらに一番近い手首上の線)の少し上から始まり、薬指の下の太陽丘(たいようきゅう)に向かって昇っている線です。ただし、これほど長い太陽線はめったに見られませんし、実際には生命線や運命線、月丘(げっきゅう)などから出発する太陽線もあって、その様相はいろいろです。今は、基本型はこういうものだということだけを頭に入れておきましょう。 大切なことは、太陽線がどのような様相であっても、線自体に勢いがあり、くっきり刻まれているのが理想であるということです。いかにも薄く弱々しい線の場合は、高い地位や名声、財産を得ることは難しいのです。また、昨日もちょっと触れましたが、しっかりはっきり刻まれた運命線が、太陽線とともにあることも重要。つまり、しっかりくっきり刻まれた運命線と太陽線の2本がそろっていてはじめて、大幸運をつかんだり、大成功をおさめることができるのですよね。 さて、流年法についてお話ししましょう。図207を見て、何か気づくことはありませんか? 年齢のとりかたが、以前に勉強した運命線と同じでしょう? そう、「太陽線の流年法」は「運命線の流年法・図175」に準じているのです。ですから、図のように運命線との交叉点を35歳、感情線との交叉点を50歳、薬指の基底線を90歳とみます。この流年法で、いつ頃幸運が訪れるのかを推測します。線が一番くっきりしている部分の年齢に幸運が訪れる可能性が高いですよ。 でも、実際には先程もお話ししたように、太陽線の出発点が様々であったりしますから、太陽線だけで幸運な年齢を推測するのは難しい場合が多いのです。運命線の様相などとも見比べながら、名声や成功を得る年齢を判断するようにしたほうがいいですね。これは手相というものを見慣れてくると、次第に解ってきますよ。 はい、今日で「太陽線の概要」はおしまいです。明日からは、太陽線の起点に注目してお話ししましょう。 |
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第193回講座 「運命線のヒミツ」 (その30) ----------------- 2004年7月25日 | ||
図203 |
様々な様相の運命線……蛇行している運命線 図203を見てください。運命線がヘビのようにくねくねとしているでしょう? この蛇行は運命線の一部分で、運命線全体がくねくねしていることはまずありません。あったとしても非常にめずらしい例だと考えてよいでしょう。蛇行している箇所は人によって違いますから、図と違っても気にしないでくださいね。運命線の長さも人それぞれなので、今はこだわらないこと。運命線上に蛇行した部分があるかどうか、よく探しましょう。いつものように後天的な運勢を表す右手を中心に観察してください。 運命線は中指に向かって、真っ直ぐ勢いよく伸びているのが最良とされています。図203のように一部が蛇行している運命線を持つ人は、ちょうど蛇行している年齢のあたりで、精神的にたいへん不安定になります。その年齢は例によって「運命線の流年法・図175」にあてはめて推測することができます。蛇行の場合は、流年法にあてはめて年齢を推測して大丈夫ですよ。まず、それで間違うことはないでしょう。図203の場合は、25、6歳から30歳ぐらいまでの間、精神が不安定なると推測できます。 心が不安定だと当然、仕事にも身が入りません。仕事をしたかと思うと途中で投げ出し、何もせずにぶらぶら暮らすようになったり、少しでも不満があると転職を繰り返したりしてしまうのです。そのために、運気をどんどん悪くしてしまうことにもなりかねないので注意が必要なのですよね。 なお、蛇行した部分の上に、真っ直ぐでくっきりした運命線が伸びていれば、精神的に不安定になるのは、ある一定の期間だけのこと。必ずそこから立ち直り、しっかり地に足をつけた生活をしていけるようになりますよ。 はい、今日はここまでね。明日は運命線の末端が木星丘のほうに曲がっている場合についてお話ししましょう。 |
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第192回講座 「運命線のヒミツ」 (その29) ----------------- 2004年7月24日 | ||
図202 |
様々な様相の運命線……運命線にシマがある 図202を見てください。運命線にシマ(楕円を細長くした形)があるでしょう? シマの位置は人によって違いますから、図と違っても気にしないでくださいね。運命線の長さも人それぞれなので、今はこだわらないこと。運命線上にシマがあるかどうか、よく探しましょう。いつものように後天的な運勢を表す右手を中心に観察してください。 図202のようにシマがある運命線を持つ人は、何らかのことで、金銭を損失する恐れがあります。事業に失敗したり、保証人になったばかりに借金を抱えるといったことが起こりやすいのです。あるいは、株やギャンブルで大儲けするつもりが、大損をするといったこともあります。いずれにしても、運命線にこのようなシマがあったら、金銭に関しては地道に、慎重に暮らさないとダメですよ。 また、このシマは金銭上の損失ではなく、異性に関して問題が生じることを意味する場合もありますよ。男性遍歴、女性遍歴を繰り返して、結局は幸せを逃してしまう人の手のひらによく見られるシマでもあるのです。恋愛に対してもやはり慎重になって、良い相手を選ばないといけませんね。 なお、そうした金銭的な損失や異性問題を起こる年齢は、例によって「運命線の流年法・図175」にあてはめて推測することができます。図201の場合は、38歳ぐらいと推測できます。ただし、この運命線の流年法があてはまらず、手相を総合的に判断しなければ推測できない場合もありますよ。でも、金銭問題か異性問題のどちらかは生じる率が高いですから、日頃から注意が必要ですね。 はい、今日はここまでね。明日は蛇行している運命線についてお話ししましょう。 |
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第191回講座 「運命線のヒミツ」 (その28) ----------------- 2004年7月23日 | ||
図201 |
様々な様相の運命線……金星丘から発した横線が運命線を横切っている 図201を見てください。金星丘(きんせいきゅう・親指の付け根のふくらみ)から出発した横線(イロ)が、運命線を横切っているでしょう? この横線は真っ直ぐに横切るばかりではありませんよ。多少斜めになっていることもあります。ですから、金星丘から発してまず生命線を、次に運命線を横切っている線があれば、それがどんな形状の線でも図201のタイプであると考えてくださいね。運命線が横切っている箇所は人によって違いますので、こだわらないようにしましょう。運命線の長さも人それぞれなので、今は気にしないでくださいね。いつものように後天的な運勢を表す右手を中心に観察しましょう。 イロの線は人生に何らかの障害をもたらすとされる「障害線」の一種。イロのように金星丘から発して運命線を横切る障害線があると、肉親や親戚などの身内から何かの迷惑をかけられると言われています。ただ、男性の場合は、ほとんどが愛情関係のつまずきを意味します。女性の見かけの美しさに惑わされ、恋愛や結婚をして、「こんなはずではなかった」と後悔することが多いのです。幸せになるためには、女性の内面をしっかり見極めて、性格の良い女性を選ばないとダメですね。 ところで、迷惑をかけられるなどの障害がいつ頃に起こるのかというと、運命線とイロの横線が交差するところの年齢です。例によって「運命線の流年法・図175」にあてはめて推測することができます。図201の場合は、27歳ぐらいと推測できます。なお、こうした障害による苦労はいつ頃終わるかというと、それは手相を総合的に観ないと、判断しにくいところがあります。ただ、イロの線がくっきりしているほど、その苦労は大変なものだと言えるのですよね。でも、これを天からの大切な忠告と受け止め、じゅうぶん心していくことで、障害を最小限にとどめることができ、イロの障害線も薄い線に変わることはありますよ。 はい、今日はここまでね。明日は運命線にシマが現れている場合についてお話ししましょう。 |
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