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このページには第131回〜第140回講座が掲載されています。

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第140回講座 「生命線のヒミツ」 (その21) ------------------ 2004年6月2

図149

様々な様相の生命線……生命線の末端に支線があり、運命線に結びついている

図149を見てください。生命線の末端に下向きの支線があり、それが運命線に結びついています。支線は生命線よりはずっと細い線ですよ。運命線は手のひらの真ん中を縦に昇る線で、一生の間に巡ってくる幸運や不運、環境の変化などを表す線です。運命線については、生命線の勉強が終わってから、詳しくお話ししますね。この運命線、長さは人様々ですので、こだわらないこと。生命線から現れた下向きの支線が、手のひらの真ん中を昇る縦の線に結びついていれば、このタイプの生命線だと考えてください。なお、生命線の長さは気にせずに、いつものように後天的な運勢が表れやすい右手を中心に観察しましょう。

図149のような生命線を持つ人は、健康運が不調で、心身ともにエネルギー不足です。そのため、仕事や勉強に熱中できず、目標のないまま年月を過ごしてしまいます。生活も不規則になりがちで、家事もやる気になれず、ついダラダラした生活を送ってしまうのですよね。特に、今までなかった末端の支線が、ある日気がついたら現れていたという場合は良くありません。急に体力がダウンし、意欲を失うことになりかねないのです。早寝早起きの習慣をつけ、栄養もしっかりとって、体力をアップさせないといけないのですよね。そうすることで、支線がいつの間にか薄くなって消えてしまうこともありますよ。

今日はここまでね。明日は、生命線の途中に下降する支線がある場合についてお話ししましょう。

第139回講座 「生命線のヒミツ」 (その20) ------------------ 2004年6月1

図148

様々な様相の生命線……生命線の中央部がぐんと張り出している

図148を見てください。生命線の中央部が手のひらの真ん中に向かってぐんと張り出しているでしょう? ちょうど風船がふくらんでいるみたいにね。生命線全体が親指を取り囲むように半円形になっています。生命線の長さは気にせずに、いつものように後天的な運勢が表れやすい右手を中心に観察しましょう。

図148のような生命線を持つ人は、とても幸運です。丈夫で長生きタイプと言えますよ。これで、金星丘がふっくらとしてゴムマリのような弾力があったら、まさに言うことなし! 日常の生活も性的にもエネルギッシュで、疲れて音をあげることはほとんどありません。そのバイタリティーを生かせば、どんな困難なことも克服できるでしょう。

ただし、生命線に後日お話しするような悪いしるしが出ていたり、金星丘があまりふくらんでなくて、ペシャンコのような感じならば別です。本質的にはエネルギッシュのはずですが、何らかの原因で健康運がダウン。体力が落ちている可能性があります。でも、健康に気をつけ、体の良くないところを治せば、たちまち元の体力を回復しますよ。

はい、今日はここまでね。明日は、生命線の末端に支線があり、それが運命線に結びついている場合についてお話ししましょう。

第138回講座 「生命線のヒミツ」 (その19) ------------------ 2004年5月31

図146

図147

様々な様相の生命線……二重生命線

まず、図146を見てください。生命線の内側に、生命線の起点近くから枝分かれするようにもう1本、線が出ているでしょう? これを副生命線と言います。次に図147を見てみましょう。生命線の内側に、生命線から少し離れて、平行するように1本、線がありますね。これも副生命線ですよ。要するに図146も図147も副生命線をともなった二重生命線なのです。副生命線の長さは人様々で、図よりも長い場合も短い場合もありますから、長さにはこだわらないでくださいね。図のような副生命線があれば、二重生命線と考えましょう。なお、生命線そのものの長さやカーブの具合も気にしないこと。いつものように後天的な運勢が表れやすい右手を中心に観察しましょう。

図146や図147のような二重生命線を持つ人は、たいへん健康運が良い運勢です。図146も図147もその表す意味には違いはありません。体力がありますし、生命力が人一倍強いのです。たいていの場合は死んでしまうような病気やケガをしても不死鳥のようによみがえる肉体運命を天から授かっています。健康はお金では買えないもの。その意味で、幸せな人と言えますね。

はい、今日はここまでね。明日は、生命線の中央部が手のひらの真ん中に向かってぐんと張り出している場合についてお話ししましょう。

第137回講座 「生命線のヒミツ」 (その18) ------------------ 2004年5月30

図145

様々な様相の生命線……全体が鎖状になっている生命線

昨日、起点の部分が鎖状になっている生命線についてお話ししました。今日は生命線のほぼ全体が鎖状になっている場合です。図145を見てください。生命線の起点が頭脳線と結ばれているタイプと、いないタイプの2通りありますが、どちらにしろ生命線のほぼ全体がクサリのようになっていれば、このタイプで、大きな違いはありません。なお、生命線のカーブや長さなどは気にしないでくださいね。今は生命線全体が鎖状かどうかだけに注目しましょう。一昨日、昨日に引き続き、今回の場合も後天的な運勢を表す右手だけではなく、先天的な運勢を意味する左手の生命線も観察してくださいね。

図145のような生命線を持つ人は、気の毒なのですが、一般より体力がないと考えて良いでしょう。特に両手の生命線ともクサリになっている場合は、病気がちであることが多いのです。もし左手の生命線だけがクサリになっている場合は、あまり丈夫な体を持って生まれてきてはいません。でも、右手がクサリではないということは、健康にじゅうぶんに配慮して生活すれば、ほとんど問題はなく元気に過ごせるはずですよ。

逆に右手の生命線だけがクサリになっている場合は、天から与えられた体力に問題はありませんが、その後の不摂生などがたたって体力が衰えたり、病気がちになったりするんですね。日頃から、健康についてしっかり考え、なるべく規則正しい生活をしましょう。そうすることで、健康運がアップしますよ。

ところで、生命線がクサリになっていると、それが片方の手でも両手でも性格的には消極的で、根気や気力がない傾向があります。もっとも、体力的なことが原因でそうなるわけですから、体にはじゅうぶん気をつけてないといけませんね。

はい、今日はここまでね。明日は、二重生命線についてお話ししましょう。

第136回講座 「生命線のヒミツ」 (その17) ------------------ 2004年5月29

図143

図144

様々な様相の生命線……起点が鎖状になった生命線

図143と144を見てください。生命線の起点が頭脳線と結ばれているか、いないかの違いはありますが、生命線の起点(出発点)に近い部分がクサリのようになっているでしょう? クサリの部分は生命線の流年法(図128)で言えば、幼い頃を示します。なお、生命線のカーブや長さなどは気にしないでくださいね。生命線の出発点に近い部分だけに注目してください。昨日と同様に、今回の場合も後天的な運勢を表す右手だけではなく、先天的な運勢を意味する左手の生命線も観察しましょう。何故なら、左右両手とも生命線の起点がクサリになっている場合がほとんどで、それを確かめて欲しいのです。

図143や144のような生命線を持つ人は、幼いときに体が弱かった人がきわめて多いのですよね。そのことを訊ねると、「そうです! しょっちゅう病院に通っていました」というような答えがたいてい返ってきます。でも、安心してください。鎖状になっているのは起点に近い部分で、あとは図のように生命線がしっかり1本の線になっていれば問題はありませんよ。大人になると、子供の頃、体が弱かったのがウソのように丈夫になります。

はい、今日はここまでね。明日は、生命線のほぼ全体が鎖状になっている場合についてお話ししましょう。

第135回講座 「生命線のヒミツ」 (その16) ------------------ 2004年5月28

図142

様々な様相の生命線……ひどく短い生命線

短い生命線のことは、以前に「生命線の概要」でもお話ししましたが、ここでもう一度、おさらいしておきましょう。図142を見てください。生命線がひどく短いでしょう。ひどく短いというのはどのくらいの長さか説明しましょうね。仮に親指の上のほうの出っ張りをAとし、下のほうの出っ張りをBとします。生命線がこのAB間の長さの約2分の1くらいか、それより短い場合、ひどく短い生命線と言えますよ。生命線のカーブなどは気にしないでくださいね。大事なのは長さです。今回の場合は後天的な運勢を表す右手だけではなく、先天的な運勢を意味する左手の生命線も観察しましょう。

図142のような生命線を持つ人は、短命とは限らないことは以前にも説明した通りです。でも、他の人よりちょっと体力がないのです。体力と生命力は別だといえますね。また、図のように感情線や頭脳線が中指の下よりも長ければ、短い生命線を補ってくれるパワーがあり、生命力がぐんと強くなります。ただし、両手ともこのように生命線がひどく短い場合は、日頃から健康にはじゅぶん注意してくださいね。不摂生や無理をし続ければ、短命ということになりかねないのです。

実は私の左手の生命線はちょうど図142のタイプです。右手はもう少し長いのですが、それでも人よりは短い生命線なのよね。でも、感情線も頭脳線も長さがたっぷりあるので、今まで元気で暮らしています。ただ、先天的な運勢を表す、左手の生命線が短いだけに幼い頃は体が弱く、しょっちゅう熱を出して寝込んでいました。私の実感としても、生命線が短いからと、決して悲観することはないのですよね。

はい、今日はここまでね。明日は、起点が鎖状になった生命線についてお話ししましょう。

第134回講座 「生命線のヒミツ」 (その15) ------------------ 2004年5月27

図141

末端が二股の生命線……生命線の末端の内側にひょろひょろした線が出ている

図141を見てください。生命線の末端の内側(親指の側)にひょろひょろした線が出て、二股になっているでしょう? 昨日も内側に二股になった生命線(図140)のお話しをしましたが、その二股はくっきりしっかりしていました。でも今日の生命線(図141)は違います。生命線の内側に伸びた支線が何とも頼りない感じなのです。ひどく細いか、図のように蛇行したりしています。図140と見比べて頭に入れましょう。なお、二股の開き具合にはこだわらないでいいのですよ。でも、また、生命線の長さやカーブの具合も気にせず、今は生命線の末端の内側にひょろひょろした線があって、二股になっているかどうかだけに注目してください。いつものように後天的な運勢が表れやすい右手を中心に観察しましょう。

図141のような生命線を持つ人は、昨日の生命線(図140)とは正反対。精神や肉体が早く老けこみやすいのです。年齢とともにものぐさになったり、体がひどく疲れやすくなるので注意が必要ですね。若いうちから健康管理をしっかりして、少しずつ体を鍛えるようにしましょう。また、自分が打ち込めるものや生き甲斐になるものを探すことも大事ですよ。そうした努力をすれば、いつの間にかひょろひょとした線が消えて、心身の若さを保てるようにもなるのです。

今日はここまでね。明日からは、様々な様相の生命線についてお話ししていきましょう。

第133回講座 「生命線のヒミツ」 (その14) ------------------ 2004年5月26

図140

末端が二股の生命線……生命線の末端が内側に二股になっている

図140を見てください。生命線の末端が内側(親指の側)に二股になっているでしょう? 一昨日と昨日、お話しした生命線(図138と図139)は、外側に二股になっていました。ですから、ぜひ見比べて、その違いをしっかり頭に入れてくださいね。なお、二股の開き具合にはこだわらないでいいのですよ。でも、くっきり、しっかりした二股であることが重要です。また、生命線の長さやカーブの具合も気にせず、今は生命線の末端の内側に二股になっているかどうかだけに注目してください。いつものように後天的な運勢が表れやすい右手を中心に観察しましょう。

図140のような生命線を持つ人は、嬉しいことに健康に恵まれます。しかも老いてますます元気はつらつ! いつまでも若々しくいられるタイプなのよね。若いうちから体を鍛え、いつもオシャレを忘れずに、美容やファンションに気を配りましょう。そうすることで、ますます健康運がアップ! 高齢になっても驚くほどパワーに満ちあふれ、ステキでいられますよ。

今日はここまでね。明日は、末端の内側にひょろひょろした線が出ている生命線についてお話ししましょう。

第132回講座 「生命線のヒミツ」 (その13) ------------------ 2004年5月25

図139

末端が二股の生命線……生命線の末端が大きな二股になっている

図139を見てください。生命線の末端が大きな二股になっているでしょう? その二股の開き具合は大きく、その開き具合はだいたいの目安として4ミリ以上あると考えて良いでしょう。とにかく、パッと見て、大きな二股という感じです。実を言うと二股の正確な寸法は言えません。そのへんは手相をたくさん観察するうちに分かってくるものなのですよね。なお、生命線の長さやカーブの具合にはこだわらず、今は生命線の末端の二股だけに注目してくださいね。いつものように後天的な運勢が表れやすい右手を中心に観察しましょう。

図139のような生命線を持つ人は、住所の変化が多いか、職業が変わりやすい運勢です。でも、それは悪い意味ではないのですよ。生まれた土地を離れて仕事をする人や、海外に長期にわたって滞在する人に手のひらにも、このような大きな二股が見られるのです。生まれた土地を離れるほうが、幸せに暮らせるとも言えるのですよね。また、若い頃、職業をあれこれ変え、いろいろな経験を積んだ上で、生涯をかけて没頭できる仕事を見つける場合も多いのです。

はい、今日はここまでね。明日は、末端が内側に二股になっている生命線についてお話しすることにしましょう。

第131回講座 「生命線のヒミツ」 (その12) ------------------ 2004年5月24

図138

末端が二股の生命線……生命線の末端が小さな二股になっている

図138を見てください。生命線の末端が二股になっているでしょう? でも、その二股の開き具合は決して大きなものではなく、その開き具合はだいたいの目安として1、2ミリから4ミリくらいと考えて良いでしょう。とにかく、パッと見て、小さい二股という感じです。実を言うと二股の正確な寸法は言えません。そのへんは手相をたくさん観察するうちに分かってくるものなのですよね。なお生命線の長さやカーブの具合にはこだわらず、今は生命線の末端の二股だけに注目してくださいね。いつものように後天的な運勢が表れやすい右手を中心に観察しましょう。

図138のような生命線を持つ人は、年をとってから体調を崩す恐れがあります。若いときの無理、過労がたたって体力が急激にダウンしたり、健康を害するんですね。体力が減退する年齢は、二股に分かれている位置を流年法(図128)にあてはめて判断してください。図138の場合は62、3歳のときに体調を崩しやすいので、日頃からしっかり健康を管理する必要がありますね。

はい、今日はここまでね。明日は、末端が大きく二股になっている生命線についてお話しすることにしましょう。

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