生命線の流年法(年齢の見方)
昨日、生命線で何よりも重要なのは、近い将来の健康状態、病気、事故など、肉体上に起こる変化を、生命線そのものが変化して示し、警告してくれることだとお話ししました。では、いったい、その肉体的な危機がいつ訪れるのでしょうか。その時期がわからなければ、充分な対処ができませんよね。そこで、手相術では、その時期を知る手がかりとなる流年法(りゅうねんほう)というものが、考案されています。
では、その流年法(年齢の見方)についてお話ししましょう。図128を見てください。生命線の出発点を0歳とし、生命線の末端(手首にあたるところ)を90歳と考えます。そして生命線の全長のほぼ中心を40歳とみます。さらに、人差し指と中指の間から仮の垂直線を90歳のところに下ろして、上部で生命線と交差するところを20歳とします。
また、人差し指の真ん中のちょうど下あたり、0歳から20歳までの中心点を10歳、20歳から40歳の中心点を30歳とみます。40歳から90歳の間は等分に分けて、それぞれ50、60、70、80歳とします。
これで、生命線のどのあたりが何歳頃の状態を表すかがわかったでしょう? この流年法によって、あなたの知りたい年齢の健康状態を予知することができるのですよね。ちょっとややこしいかもしれませんが、これをざっと頭に入れておくと、後日、生命線に現れるいろいろなしるしを勉強するときに、それがいつ頃起こるのかが分かって便利ですよ。
はい、今日はここまでね。明日からは生命線の末端に注目して、お話しすることにしましょう。
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