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このページには第41回〜第50回講座が掲載されています。

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第50回講座 「感情線のヒミツ」 (その14) ------------------- 2004年3月4

図54

二重感情線……1本が頭脳線に結びついている感情線

今日、お話しする感情線もなかなかめずらしいものです。図54を見てください。1本の感情線ABが木星丘に伸び、もう1本の感情線CDは頭脳線に結びついています。ABの感情線は木星丘まで届くのが普通ですが、それより短い場合もあります。ですから、ABの長さにはあまりこだわらないようにしてくださいね。最も注目すべき点は、AB、CDともに手のひらの側面から出発し、CDだけが頭脳線に結びついていることです。いつものように、後天的な運勢が表れやすい右手を中心に観察しましょう。

このタイプの感情線を持つ人は、昨日お話しした図53の感情線と同様に、困難に対して、たいへんな強さを発揮します。その精神力は並大抵の強さではありませんよ。どんなに辛く苦しいときでも、希望を持ち続け、前進していきます。ABの感情線が木星丘に届いていれば、愛情もなかなか細やかで、信頼がおける人物が多いと言えますね。

なお、このタイプの感情線を持つ女性は、とてもしっかり者です。仕事などで、男勝りの手腕を発揮するでしょう。大盛況のお店などを切り盛りする「おかみさん」の手によく見られる感情線とも言えますね。「肝っ玉かあさん」ぶりを発揮して、周りから慕われます。いずれにしても図54の感情線を持つ女性は、スーパーウーマンタイプ。お勤めをすれば、キャリアウーマンとして大活躍しますし、どのような分野の仕事についても頭角を現すでしょう。一生働き続ける人でもあるのです。

はい、今日はここまでね。明日は1本が弧を描く二重感情線についてお話ししましょう。

第49回講座 「感情線のヒミツ」 (その13) ------------------- 2004年3月3

図53

二重感情線……小指の下から2本の感情線が出ている

今日はちょっとめずらしい感情線について、お話しすることにしましょう。図53を見てください。小指の下から2本の感情線が出ています。上の感情線は、うっかりすると結婚線と間違いやすいのでよく観察しましょう。感情線ですから短いとは言っても、結婚線よりは太く長く、長いほうの感情線に平行して伸びています。いつものように、後天的な運勢が表れやすい右手を中心に観ましょう。2本の感情線の長さやカーブなどにはあまりこだわらないで、感情線が2本あるかどうかだけを確かめてくださいね。

このように感情線が2本ある人は、たいへん精力的です。精神的にすごくタフなんですね。どんな困難にあってもくじけず乗り越えていきます。たとえば事業などに失敗しても、また一からやり直して、成功を勝ち取ることが出来る、とにかくたくましい人です。

女性でこのような二重感情線を持っている人は、職業を持つことを運命づけられています。でも、結婚をしないというわけではありませんよ。結婚をしても職業を持ち続ける運命なのです。ですから、たとえ、「もう仕事には疲れた、専業主婦になって、のんびり暮らしたい」と願っても状況がそうはさせてくれず、結局は仕事をし続けることになります。また、なかには仕事にばかりに熱中して、外見的に女性らしさをどこかに置き忘れてしまう人もいます。オシャレなどには、なるべく気を遣ったほうがいいですね。

今日はここまでね。明日は、1本が頭脳線に結びついている感情線についてお話ししましょう。

第48回講座 「感情線のヒミツ」 (その12) ------------------- 2004年3月2

図52

感情線の末端の位置……短くて、末端が中指の下まで届かない感情線

今日はとても短い感情線について、お話ししましょう。図52を見てください。感情線があまりに短くて、中指と人さし指の間から垂直におろした線よりもさらに短いことが分かるでしょう? この感情線はたいへんに特殊なもので、めったに見られませんが、「手相術」を勉強する以上、頭に入れておいてくださいね。今は感情線のカーブの具合などにはこだわらず、感情線の末端の位置だけを観察してください。いつものように、後天的な運勢が表れやすい右手を中心に観ましょう。

このような感情線を持つ人は、はっきり言って、良い人物ではありません。まず、人情味がないのです。冷酷と言ってもいいでしょう。愛するのは自分だけ。恋をしたとしても自己中心で、打算的なんですね。異性を利用することをまず考えて、利用価値があると見れば、交際するという感じです。悪くすれば、恋人に貢だけ貢がせて、利用価値がなくなればポイと捨てかねないのです。

まずないと思いますが、万が一、恋人の感情線がこのタイプだったら、「自分の愛で彼(彼女)を変えて見せる!」なんて、夢は抱かないほうが賢明ですよ。そういう相手ではないのです。一刻も早く別れて、新しい相手を探すことをおすすめします。

はい、今日はここまでね。明日からは、二重感情線についてお話ししましょう。

第47回講座 「感情線のヒミツ」 (その11) ------------------- 2004年3月1

図51

感情線の末端の位置……中指の下あたりで終わっている感情線

図51を見てください。感情線が昨日まで勉強したものより短いことがおわかりでしょう? この感情線の長さは、中指と薬指の間からおろした点線Aと中指の中央からおろした点線Bの間で終わっています。ちょっと分かりにくいかしら? つまり、A〜Bの間に感情線の末端があれば、このタイプの感情線だということです。今は感情線のカーブの具合などにはこだわらず、感情線の末端の位置だけを観察してくださいね。いつものように、後天的な運勢が表れやすい右手を中心に観ましょう。

図51のような感情線を持つ人は、恋に熱しやすく冷めやすい傾向がありますね。でも、ラブチャンスは多くて、好みのタイプの異性に出逢うと、すぐに恋に落ちます。ただ、自己中心的なところがあって、好きになっても相手が自分の思い通りにならないと、すぐご機嫌斜めになったり、自分にとってもっと都合が良さそうな異性を探し求めるようになります。したがって、どうしても細切れの恋愛ばかりをしてしまい、なかなか愛を全うできないのです。

ただ、このパターンの感情線を持つ女性は、けっこうセクシーなムードを漂わせている人が多いとも言えますよ。男性をひきつけるフェロモンを発散しているんですね。そのお陰で、恋愛相手には不自由しない、ある意味、幸せな人と言えるかもしれません。

ところで、恋愛ばかりでなく、自分の子供に対しても愛情が安定しない傾向がありますね。子供が自分の言うことを素直にきいているときは、もう、メチャクチャに可愛がります。でも、言うことをきかなかったりすると、ヒステリックに怒ったり、子供に対して急に冷たくなったりする、ちょっと困った親になりかねないのです。

今日はここまでね。明日はもっと短い感情線についてお話ししましょう。

第46回講座 「感情線のヒミツ」 (その10) ------------------ 2004年2月29

図50

感情線の末端の位置……人さし指と中指の間までの感情線

図50を見てください。感情線が中指と人さし指の間から点線をおろした位置で終わっています。今は感情線のカーブの具合などにはこだわらず、感情線の末端の位置だけを観察してくださいね。いつものように、後天的な運勢が表れやすい右手を中心に観察しましょう。

このタイプの感情線を持つ人は、好きな人を想う気持ちは誰にも負けないのに、どうも愛情表現が下手なんですね。異性に対して消極的で、デートに誘ったら断られるのではないかとか、「自分なんて好きになってはくれないだろう」などと、取り越し苦労をして、積極的にアプローチする勇気が出ないのです。悩んだり、迷ったりするうちに、憧れの人を他の誰かにさらわれてしまうケースがけっこう多いのよね。

ひとことで言うなら、これは片想い型の感情線。この哀しい運気から脱するには、積極的に想いを打ち明けたり、勇気を出して、相手をデートなどにさ誘ってみること大切ですよ。そうすることで、運気が好転。きっと相思相愛の素晴らしい恋愛が出来るようになります。

今日はここまでね。明日は少し短い感情線についてお話ししましょう。

第45回講座 「感情線のヒミツ」 (その9) ------------------ 2004年2月28

図49

感情線の末端の位置……人さし指の基底線にピタリと届く感情線

今日も長い感情線についてお話ししましょう。でも、昨日までお話しした感情線とは、ちょっと様相が違っていますよ。図49を見てください。感情線が長く伸びて、人さし指の基底線にピタリと届いています。いつものように、後天的な運勢が表れやすい右手を中心に観察しましょう。

これ、なかなか良い感情線なんですね。豊かな愛情の持ち主と言えますよ。好きな人に対して、心からの愛を注ぎ、尊敬の念を持って、献身的に尽くします。女性なら、本当に「可愛い女」という感じなのよね。愛する人のためなら、無私になれる人。自分が犠牲になることなどものともせずに、相手のために頑張ります。いくつになっても純情さを失わない人とも言えますよ。ただ、この感情線の人は、いったん好きなると、相手を疑うことがないため、結婚サギ師的な人物にだまされる恐れがあるのです。その点は、十分に注意が必要ですよ。あまり異性の言いなりにならないように気をつけましょう。

自分の子供に対しても非常に優しい愛を注ぎます。良い親になれる素質があるのよね。でも、子供の望みは無理しても叶えてあげようとするあまり、甘すぎる親になってしまうこともあるのです。ある程度、厳しさを心がけないとダメですね。

はい、今日はここまでです。明日は、標準より少し短い感情線についてお話ししましょう。

第44回講座 「感情線のヒミツ」 (その8) ------------------ 2004年2月27

図48

感情線の末端の位置……木星丘(図39参照)の側面近くまで伸びる長い感情線

図48を見てください。これは昨日お話しした図47の感情線よりももっと長く伸びている感情線であることがわかるでしょう? 人さし指の中央よりおろした点線を越えて、まだ長く伸びています。点線を越えていれば、図48の感情線よりも長くても、少し短くてもこのタイプの感情線ですよ。いつものように、後天的な運勢が表れやすい右手を中心に観察してくださいね。

「感情線の概要」で、感情線は長いほど愛情深いとお話ししたことを憶えていますか? この図48のような感情線は、ある意味で非常に愛情深い性格です。といっても実は、少し愛情過多とも言えるのですよね。いったん好きなると、周りのものが何も見えなくなるほど、冷静さを欠いてしまうのです。「あばたもえくぼ」タイプの恋愛をするとも言えますね。一途ではあるのは良いことですが、嫉妬心や独占欲がハンパじゃないのが困りものなのよね。恋人や夫(妻)の行動をいちいちチェックし、ちょっとでも不審な点があれば、しつこいくらいに攻め立てます。もし、あなたの感情線がこのタイプなら、彼(彼女)をあまりがんじがらめにしないように、自分の感情を出来るだけ抑えるようにしましょう。そうしないと、せっかくの良い愛情関係をこわすことになりかねないのです。

また、このタイプの人は、自分の子供に対する愛情も並大抵ではありません。もう、執着心と言うほうがいいかもしれませんね。子供の行動をあまりにうるさく干渉しすぎたり、本人の希望を無視して子供の進路などを決めてしまって、子供がひどく反発することもあります。これも気をつけなければならないことですね。

今日はここまでね。明日は人さし指の基底線にピタリと届く感情線についてお話ししましょう。

第43回講座 「感情線のヒミツ」 (その7) ------------------ 2004年2月26

図47

感情線の末端の位置……木星丘(図39参照)まで伸びる感情線

図47を見てください。感情線が長く伸びて、木星丘(人さし指の下のふくらみ)に達しています。人さし指の内側からおろした点Aから、人さし指の中央からおろした点Bまでの間に感情線の末端が入っていれば、図47よりも線がちょっとだけ長くても短くても、このタイプの感情線と考えてくださいね。いつものように、後天的な運勢が表れやすい右手を中心に観察しましょう。

図47のように、感情線がA〜Bの間でストップしている場合は、とても愛情深い性格です。純情で、本当の意味で恋する喜びを知っている人と言って良いでしょう。とにかく、好きな人のためなら、たとえ火の中、水の中、自分が犠牲になっても尽くします。愛されるよりも、心から愛せる対象を得て初めて、無上の幸せを感じるタイプとも言えますね。

家族に対する愛情も並々ならぬものがあります。子供ができれば、ありったけの愛情を注いで育てます。ただ、ちょっと独占欲が強いために、なかなか子離れしないところがあるでしょう。面倒見が良すぎて、子供の自立が遅れてしまう場合もあります。これらの点には気をつけるほうがいいかもしれませんよ。

今日はここまでね。明日は、今日勉強した感情線よりももっと長い感情線について、お話ししましょう

第42回講座 「感情線のヒミツ」 (その6) ------------------ 2004年2月25

図46

感情線の末端の位置……感情線の末端が中指と人さし指の間に向かっている

図46を見てください。感情線の末端が中指と人さし指の間に向かっていますが、昨日、勉強した感情線(図45)のように線が指の間に入り込んではいません。その一歩手前でストップしているでしょう? いつものように、後天的な運勢が表れやすい右手を中心に観察してくださいね。

図46のタイプの感情線を持つ人は、とにかく常識的です。人に対して、礼儀を欠くようなことや、不快感を与えるようなことはまずしませんし、たいていの場合、周りの人たちからは、「誠実な人」と思われているはずですよ。慎重で賢明ですから、あまり軽はずみなことはしないのです。たまにジョウダンぐらいは言いますが、根が真面目で、思いきった賭けに出るようなことはせず、コツコツと着実に世の中を渡っていきます。そういう意味で、あまり面白みのないタイプかもしれませんが、そのぶん安心が出来る人とも言えますね。

今日はここまでね。明日は木星丘まで伸びる感情線について、お話ししましょう。

第41回講座 「感情線のヒミツ」 (その5) ------------------ 2004年2月24

図45

感情線の末端の位置……感情線の末端が人さし指と中指の間に入っている

さあ、今日からは感情線がどこまでのびているか、その末端の位置に関してお話をすることにしましょう。これからしばらくは、感情線の末端がどこにあるか、そのことだけに注目してくださいね。いつものように、後天的な運勢が表れやすい右手を中心に観察しましょう。

図45を見てください。感情線が人さし指と中指の間にすっぽりと入り込んでいます。こういう感情線をしている人は、真心はじゅうぶんにあるのですが、どこか冷めたところがあります。つまり、あまり情に溺れることがないのですよね。もちろん、一時的に感情的になることはありますが、じきに、どのように行動するのがベストか、クールに判断し、スピーディーに答えを出します。

恋愛にしてもそれは同じです。この恋はこれ以上の進展性はないと判断したら、きっぱりと断ち切って新しい道を歩み始めます。結婚もそう。夫婦間にキレツが入った場合、それを修復するより、別れる道を選ぶことのほうが多いでしょう。恋人や夫(妻)といったん別れると決心したら、よほどのことでもないかぎり気持ちが揺らぎませんし、未練を残すこともないのよね。そのへんは実におみごとです。

では、性格的に冷たい人かというと、そうではありません。好きな人に対しては実に誠実で、裏切ることはまずありません。ひきょうなまねをするのは、自分自身許せないんですね。好きな人に対しては、かなり優しい人とも言えますよ。

ただ、人の好き嫌いははっきりしていて、人のことを厳しい目で見る傾向があります。嫌いな人とも仲良くやっていこうとは思わない、ある意味、不器用な人ですね。

はい、今日はここまでね。明日は感情線が人さし指と中指の間に向かってはいても、その間には入り込まず、線が一歩手前で終わっている場合について、お話ししましょう。

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