結婚線最終回……結婚や恋愛の年齢の見方
昨日まで、ずいぶんたくさんのパターンの結婚線についてお話ししてきましたが、いよいよ今日で、結婚線についてのお話は最後になります。最終回ですので、結婚年齢の見方についてお話しすることにしましょう。
図38を見てください。これは「結婚線の流年法」と呼ばれるもので、これを基に結婚年齢を判断します。感情線に近いところにあるほど、年齢が若いときの結婚を表します。まず、図のように小指の基底線と感情線の間を6等分します。そして、ちょうど真ん中を25歳の結婚と考えます。それより下を3つに分けて、一番下を15歳、次を20歳とします。25歳より上は4つに分けて、下から30歳、35歳、40歳と考えます。ただし、この流年法は女性の場合です。男性ならこの年齢に2歳加えて考えましょう。つまり、女性の25歳にあたる位置なら、男性なら27歳とみます。
さて、結婚線が1本なら問題はありませんが、2本以上の場合、どう判断したらいいのでしょうか。以前にもお話ししましたが、正式の結婚は、一番長いか、一番くっきりしている結婚線が表しています。30歳くらいの位置に長いかくっきりしている結婚線があれば、30歳くらいで結婚すると判断します。他の薄めか短めの線は肉体関係が生じる恋愛です。もし、20歳くらいの位置に少し短めだったり、薄めの結婚線があれば、その人は20歳くらいのときの恋愛で、肉体関係が生じるというしるし。それが、15歳くらいの位置なら、けっこう早熟で、15歳くらいで肉体関係をともなった恋愛をするということなのですよね。
ところで、50歳以降の結婚の場合は、40歳より上の部分、つまりとても小指に近い位置に結婚線があると、手相術では言われます。ただし、実際には残念ながら、35歳以降の結婚や恋愛はこの「流年法」では判断しにくいのです。手相全体をよく観察して、総合的に推しはかるしかないのですよね。
「結婚線のヒミツ」、如何でしたでしょうか? 結婚線のことが何となく解ってきましたか? これからは、ご自分の結婚線だけでなく、周りの人たちの結婚線をもっと積極的に観察してくださいね。たくさんの結婚線を観るうちに、次第に結婚線が物語っていることがわかるようになりますよ。
先程もお話ししたように、今日で結婚線については終わりです。ずいぶん頑張って、たくさんのパターンの勉強をしてきましたよね。お疲れさまでした。この努力がきっと役立つ日がきますよ。次回からは、人間の感情や愛情に対する考え方があらわれる「感情線」について、お話しすることにしましょう。題して「感情線のヒミツ」です。よかったら、また一緒に勉強しましょう。
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