昨日、赤には神経を興奮させる作用があり、疲れているときは避けたくなる色で、青は逆に神経を休めたり、血圧を下げる作用があると書いた。今日は「赤」と「青」という色に対する好き嫌いで、ある程度、その人の性格が判断できるので、書いてみよう。
◆赤が好きな人……明るく活発な性格の人が多い。社交的で好奇心強く、新しいものを積極的に取り入れようとする。職業で言えば、新聞や雑誌の記者、テレビのレポーター、営業マンなどに向くタイプとも言える。
◆赤が嫌いな人……大勢で行動するより、独りで過ごすほうが好き。たとえば、グループ旅行よりは一人旅を好むし、誰かと一緒に旅をするなら、ごく親しい人や、家族でなければ耐えられない。孤独を愛するところがある人なのよね。
◆青が好きな人……やや保守的で、伝統や秩序、正確さを大切にする。歴史的なものや古いものへの興味が強い。人と争うことは好まず、誠実。お付き合いをしている人のことは心から信頼するし、自分も人から信頼されたいと強く望む。職業としては一般事務職、教師、研究者などに向くタイプ。
◆青が嫌いな人……デリケートで、精神的に何となく落ち着かないところがある。人の言葉に左右されて、考えがしょっちゅう変わりやすい。人に対する不信感もある。また、ひとつのことに集中できず、物事が中途半端になりやすい。
◆赤も青も好きな人……心身ともの健康で、精神的にバランスがとれている。行動的な面もあるし、落ち着いて、じっくり物事に取り組む面も持っているのよね。
◆赤も青も嫌いな人……精神的なバランスをくずしやすい傾向がある。些細なことでイライラしたり、短気になったり、やたらにネガティブになったりしがちなので、気をつけないといけないのね。
◆赤が好きで青が嫌いな人……人に対して疑り深い傾向があるが、他のものへの興味は強く、いつもフレッシュな刺激を求めているようなところがある。
◆赤が嫌いで青が好きな人……体力があまりなく、社交性にやや欠ける。自然や静かな環境を求め、読書を好む。
以上。ご参考までに。
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