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このページには第91回〜第100回講座が掲載されています。

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第100回講座 「頭脳線のヒミツ」 (その26) ----------------- 2004年4月23

図107

様々な様相の頭脳線………末端が二股の頭脳線(1)

さあ、今日からは様々な様相の頭脳線についてお話ししましょう。その様相の中でもたいへんに多いのが、末端が二股になっている頭脳線で、何種類かあります。今日はその第1回目です。図107を見てください。まず頭脳線の起点に注目しましょう。この起点が生命線と結ばれています。結ばれている長さは人によって様々ですので、こだわらずに、生命線と結ばれているかどうかだけを確認してくださいね。次に、頭脳線の向かう方向を観ましょう。頭脳線の末端が第二火星丘ないし、月丘の上部から中部までの範囲にありますか? 末端が丘に届いていなくても、その方向に向かっていればいいのですよ。そして、末端が二股に分かれていれば、図107のタイプの頭脳線です。いつものように後天的な運勢が表れやすい右手を中心に観察しましょう。

図107のような頭脳線を持つ人は、頭の良い人がほとんどです。なかなかのアイディアマンなんですね。企画や開発などの仕事にバツグンの能力を発揮したりします。でも、優れた頭脳を持っているわりには迷いが多く、なかなか決断ができないのよね。そのために、せっかくのチャンスを逃すこともあります。勇気を出して、スピーディーに決断し実行するように心がけましょう。そうすることで、幸運を手にすることが出来るのです。

今日はここまでね。明日は末端が二股になった頭脳線?についてお話しすることにしましょう。

第99回講座 「頭脳線のヒミツ」 (その25) ------------------- 2004年4月22

図106

特殊な頭脳線……大きく2つに分かれた二重頭脳線

この2回にわたって、2週類の頭脳線について勉強しましたが、今日はちょっと変わった二重頭脳線についてお話ししましょう。と言っても、この頭脳線はたいへんよく見かけるので、しっかり頭に入れてくださいね。まず、図106を見てください。頭脳線が大きく二股に分かれているでしょう? 「手相術」では、これも頭脳線の一種と言われているんですよ。ABは真っ直ぐに第2火星丘の方向に伸び、途中から分かれたCDは月丘に向かっています。ABもCDも第2火星丘、月丘に届いていなくても、その方向に向かっていれば、このタイプの二重頭脳線と考えて良いのです。頭脳線の微妙なカーブの具合や長さなどはこだわらないで、ともかく頭脳線が真ん中あたりで、大きく二股に分かれているかどうかだけを観察してくださいね。いつものように後天的な運勢が表れやすい右手を中心に観ましょう。

図106のような頭脳線を持つ人は、自分の理想や想像を具体的に実現する才能に恵まれています。ABは強い意志力や実行力を表し、CDは想像力を必要とする才能や、理想を追求する性格を表しているからなのですよね。とにかく、この頭脳線を持つ人は運が強く、仕事が高く評価されるようになる人が多いのです。女性なら、結婚して家庭にこもりっきりではもったいないですね。まさに宝の持ち腐れということになります。専業主婦の道は選ばずに、生涯、仕事をし続けるほうがずっと向いていますし、幸せになれるでしょう。

はい、今日はここまでね。明日は頭脳線の様々な様相についてお話しすることにしましょう。

第98回講座 「頭脳線のヒミツ」 (その24) ------------------- 2004年4月21

図105

特殊な頭脳線……よくある二重頭脳線

昨日、標準型の二重頭脳線図104についてお話ししましたが、今日は、比較的よく見かける頭脳線について勉強しましょう。図105を見てください。図104の場合は、ABの線が木星丘から出発していますが、図105はABが手のひらの中程から現れています。図104との違いはここだけなんですね。CDは同じように短くて、生命線と接して出発しています。ABとCDはほぼ並行しているのが特徴です。頭脳線の微妙なカーブの具合や長さなどはこだわらないで、ともかく頭脳線が2本あるかどうかだけを観察してくださいね。いつものように後天的な運勢が表れやすい右手を中心に観ましょう。

図105のような頭脳線を持つ人は、図104の人と性格的にはほぼ同じです。ただ、もっと直感力があって繊細。細かいことによく気が回ります。でも、決断力と勇気はバツグンですよ。また、たいていは雄弁で、スピーチなど、かなり上手になれる素質がありますよ。アナウンサーや司会者として活躍できる可能性もあります。

今日はここまでね。明日は大きく2つに分かれた頭脳線についてお話ししましょう。

第97回講座 「頭脳線のヒミツ」 (その23) ------------------- 2004年4月20

図104

特殊な頭脳線……標準型の二重頭脳線

今日からは、ちょっと特殊な頭脳線と言える二重頭脳線についてお話ししましょう。頭脳線は1本あるのが普通ですが、なかには2本ある人がいるんですね。それを二重頭脳線と言います。では、図104を見てください。1本の頭脳線ABが木星丘から出発しており、さらにもう1本、生命線と接して出発する短い頭脳線CDがあります。面白いでしょう? ABとCDはほぼ並行しているのが特徴です。頭脳線の微妙なカーブの具合などはこだわらないで、ともかく頭脳線が2本あるかどうかだけを観察してくださいね。ABは木星丘の範囲内から出発していればいいのですよ。いつものように後天的な運勢が表れやすい右手を中心に観ましょう。

図104のような二重頭脳線を持つ人は、なかなか頭が良いタイプです。それはそうですよね。なにしろ2本も頭脳線があるのですから……。頭が良いだけではなく、多才で何でも出来る器用な人が多いのです。忙しければ忙しいほど能力を発揮するところがありますよ。逆に、暇だとどうしてよいか分からなくなってしまうタイプなのよね。

性格的には大胆な反面、用心深くて道を外れたことはしませんし、確実に幸運をつかんでいきます。ただし、女性の場合、仕事には恵まれますが、家庭にはあまり恵まれない運勢なのですよね。独身を通す人も多いですし、結婚をしても家庭の中には生きがいが無く、どうしても外に出て働くことになるのです。

今日はここまでね。明日は、今日とは少し違うタイプの二重頭脳線について、お話ししましょう。

第96回講座 「頭脳線のヒミツ」 (その22) ------------------- 2004年4月19

図103

変わり型の頭脳線……頭脳線の末端が下向き、感情線と結合するマスカケ線

ここ数日間、マスカケ線についてお話ししてきましたが、今日でマスカケ線については最後になりますよ。では、始めましょう。図103を見てください。頭脳線が下向きにカーブし、その末端が感情線と結合しています。頭脳線の起点(出発点)やカーブの具合、どのへんで感情線に結びついているのかはあまり気にしないで、頭脳線の末端が下向きに感情線と結びついているかどうかだけを観察してくださいね。いつものように後天的な運勢が表れやすい右手を中心に観察しましょう。

図103のようなマスカケ線を持つ人は、昨日お話しした図102のマスカケ線と同じで、性格的にかなり強いタイプです。目標を定めるとすごい執念で追求するし、努力するんですね。勇気もあり、大胆な決断もできる人ですよ。ただ、図102の人と少し違うところは、性格的に気むずかしいけれど、常識をわきまえているところです。ですから、人とあまり衝突することもなく、上手に出世してきます。運勢的に吉凶の波が激しいタイプですが、「良い人生だった」と言えるような一生を送ります。

はい、今日はここまでね。明日からは特殊なタイプの頭脳線についてお話ししましょう。

第95回講座 「頭脳線のヒミツ」 (その21) ------------------- 2004年4月18

図102

変わり型の頭脳線……頭脳線の末端が上向き、感情線と結合するマスカケ線

今日お話しするマスカケ線は、かなり変わっていますよ。図102を観てください。頭脳線の末端が上向きになっていて、感情線と結合しています。頭脳線の起点(出発点)や、どのへんで感情線に結びついているのかはあまり気にしないで、頭脳線の末端が上向きに感情線と結びついているかどうかだけを観察してくださいね。いつものように後天的な運勢が表れやすい右手を中心に観察しましょう。

図102のようなマスカケ線を持つ人は、性格的にたいへん強い場合がほとんどです。決意したことは必ずやり遂げる強固な意志と執着心があるのですよね。自分の感情をコントロールできる強さも持っています。ですから、どんな世の中であっても成功する可能性が高いと言えますね。ただ、自我が強すぎて人と衝突することも多く、せっかく積み上げてきたことをこわしてしまう場合があります。一歩譲ることも必要ですよ。

今日はここまでね。明日は頭脳線の末端が下向き、感情線と結合するマスカケ線についてお話ししましょう。

第94回講座 「頭脳線のヒミツ」 (その20) ------------------- 2004年4月17

図101

変わり型の頭脳線……鎖状のマスカケ線

今日は昨日に引き続いて、マスカケ線についてお話ししましょう。実は、マスカケ線というのは、いろいろなタイプのものがあるのです。今日のマスカケ線図101は、昨日お話ししたマスカケ線図100と形はそっくりですが、手のひらを横断する線がクサリのようになっています。でも、この1本の横線で頭脳線と感情線を兼ねていることは同じですよ。いつものように後天的な運勢が表れやすい右手を中心に観察しましょう。

図101のように鎖状になったマスカケ線を持つ人は、性格や運命は昨日お話しした図100の一般的なマスカケ線と変わりはありません。ただ、かなりデリケートで神経質なところがあり、頭痛持ちの人も多いのです。なお、手のひらの幅が広く、正方形に近い感じの手で、この鎖状のマスカケ線があると、実利的な才能の持ち主。損になることには手を出さず、なかなか駆け引き上手とも言えますね。ただし、なかには物質欲が強すぎて、それがマイナスに働く場合もありますよ。また、手のひらの幅が狭く縦長の感じの手で、このクサリになったマスカケ線がある場合は、芸術方面の才能があることが多いですね。

今日はここまでね。明日は頭脳線の末端が上向き、感情線と結合するマスカケ線についてお話ししましょう。

第93回講座 「頭脳線のヒミツ」 (その19) ------------------- 2004年4月16

図100

変わり型の頭脳線……一般的なマスカケ線

さあ、今日からは少し変わった形の頭脳線についてお話ししましょう。まず、今日は、いわゆる「マスカケ線」と呼ばれるものについてです。図100を見てください。頭脳線と感情線が1本に合わさって、手のひらを横断しています。この1本の横線が頭脳線でもあり、感情線でもあるんですね。いつものように後天的な運勢が表れやすい右手を中心に観察しましょう。

このようなマスカケ線を持つ人は、たいへん個性的です。変わったセンスやアイディアがひらめく人なのですよね。このマスカケ線があって、手のひらの幅が広く、どちらかというと正方形っぽい形なら、商売や事業的なセンスがあり、その方面で成功する確率が高いでしょう。また、逆に手のひらの幅が狭く、縦長の場合は芸術的な方面で成功する可能性があるのです。

性格的には、良くも悪くもちょっと強烈な人が多いと言えますね。やや自己中心的でワガママなことも多く、協調性はあまりないタイプです。また、運勢の波が激しく、良いときは飛ぶ鳥を落とす勢いですが、悪いとなると、どんどん落ちていき、どん底を体験するということになりがちです。でも、マスカケ線を持つ人のすごいところは、どんなにどん底になってもそこから必ず這い上がり、再び成功できることなのですよね。

今日はここまでね。明日は鎖状のマスカケ線についてお話ししましょう。

第92回講座 「頭脳線のヒミツ」 (その18) ------------------- 2004年4月15

図99

頭脳線の起点と末端……生命線の下から出発し、月丘の下部に向かう頭脳線

今日もまた、頭脳線の起点と末端の両方に注目して、お話ししましょう。図99を見てください。生命線が人さし指の基底線と親指の間の、ほぼ真ん中あたりから出発しています。そして、その生命線の下から頭脳線が出発し、ぐっと下降カーブを描いて、月丘(げっきゅう)の下部に向かっています。図99のようにしっかり月丘に届いていなくても、その方向に向かっていれば、この頭脳線と考えていいのですよ。いつものように後天的な運勢が表れやすい右手を中心に観察しましょう。

図99のような頭脳線を持つ人は、喜怒哀楽が激しく、空想癖があります。ときどき、とんでもない妄想を抱いてしまう傾向があるんですね。自分で勝手に、ああだこうだと悪い方に空想して、悩んでしまったりもするのよね。暗い想像はなるべくしないように心がけることが大切ですよ。また、気力にも欠け、何をしても長続きしない傾向があります。物事を始めたら、必ず続けるように努力しましょう。それが幸せになるヒケツでもあるのです。

何だか良くないところばかりを並べてしまいましたが、この頭脳線の人は、神秘的な感覚が鋭く、カンが発達している場合も多いのです。その長所を生かして、占いの勉強をしてみるのも良いことですよ。

はい、今日はここまでね。明日からは、変わり型の頭脳線についてお話しすることにしましょう。

第91回講座 「頭脳線のヒミツ」 (その17) ------------------- 2004年4月14

図98

頭脳線の起点と末端……生命線の下から出発し、月丘の上部から中部に向かう頭脳線 

今日も頭脳線の起点と末端の両方に注目して、お話ししましょう。図98を見てください。生命線が人さし指の基底線と親指の間の、ほぼ真ん中あたりから出発しています。そして、その生命線の下から頭脳線が出発し、月丘(げっきゅう)の上部から中部に向かっています。図98のようにしっかり月丘に届いていなくても、その方向に向かっていれば、この頭脳線と考えていいのですよ。いつものように後天的な運勢が表れやすい右手を中心に観察しましょう。

図98のような頭脳線を持つ人は、昨日お話しした図97の頭脳線を持つ人よりももっと、神経が過敏です。とても小心なところがあるのですね。まるで、自分から不安材料を探しているかのうように、しょっちゅう心配事をしています。努めて大らかに、何事も「なんとかなるさ」と考えるようにしないといけませんね。

でも、反面、想像力や想像力は発達していて、文学や芸術、芸能方面の才能がある場合もあるのです。自分の中にひそむ才能を発見して磨きをかけると、いつの間にか世の中に認められるようになることもありますよ。

今日はここまでね。明日は生命線の下から出発し、月丘下部に向かう頭脳線についてお話ししましょう。

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