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このページには第21回〜第30回講座が掲載されています。

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第30回講座 「結婚線のヒミツ」 (その30) ------------------ 2004年2月8

図32

拡大図

他の様相の結婚線……結婚線の起点にシマ(楕円を細長くした形)がある

図32を見てください。今日は、起点(きてん・出発点)にシマ(楕円を細長くした形)がある結婚線についてお話ししましょう。いつものように、後天的な運勢が表れやすい右手を中心に観察してくださいね。何本か結婚線がある場合は、その1本1本を観ていきましょう。ルーペを使ったほうがよくわかるかもしれませんよ。図32のようなシマは、何本かある結婚線の中でもくっきりと刻まれた、つまり、実際の結婚を意味する線に現れている場合がほとんどです。

手のひらの線にシマがあるというのは、実はあまりよいしるしではありません。何か障害やトラブルを意味するのです。起点にシマがある結婚線は、結婚前に家族などの周囲に反対されたり、妨害があるなど、何かとゴタゴタします。でも、問題は必ず解決! 平穏な結婚生活を送れるようになるのです。ですから、恐れることはないのよね。どんなトラブルがあっても決してあきらめないこと。恋人とふたり力を合わせて障害を乗り越えましょう。幸せな将来が待っていますよ。

はい、今日はここまでです。明日は結婚線の途中にシマがある場合についてお話しすることにしましょう。

第29回講座 「結婚線のヒミツ」 (その29) ------------------ 2004年2月7

図31

拡大図

他の様相の結婚線……結婚線が鎖状(くさりじょう)になっている

今日は鎖状になっている結婚線についてお話ししましょう。図31とその拡大図を見てください。まるでチェーンのようでしょう? 「こんなのあるの?」とビックリするかもしれませんが、ちゃんとあるのです。めったにない結婚線ではあるのですが、手相を勉強する以上、知っておかなくてはいけないのよね。いつものように、後天的な運勢が表れやすい右手を中心に観察しましょう。何本か結婚線がある場合は、その1本1本を観ていきましょう。

このタイプの結婚線を持つ人は、恋愛にしても結婚にしても絶えずトラブルがつきまといます。恋愛なら相手が浮気したり、何か問題を起こして迷惑がかかったりする恐れがあります。この結婚線が濃くはっきりしている場合は、その線は実際の結婚を表しますから、結婚後のトラブルです。夫婦ゲンカの連続や姑との不和、家族の病気など、何かと悩みが絶えないと考えられます。でも、そうしたトラブルが恋愛中に起きても結婚後に起きても、即、別れにはつながりにくい結婚線でもあるのですよね。何かゴタゴタしたまま、ふたりの関係が続くことが多いのです。

万一、あなたの結婚線がこのタイプであったら、恋愛や結婚の相手はしっかり選ばないといけませんね。また、すでに結婚をしている場合は、トラブルを最小限におさえるために、知恵をしぼりましょう。そうした努力があれば、運気は良い方へと動いていきますよ。

では、今日はここまでね。明日は起点に島(楕円を細長くした形)がある結婚線についてお話ししましょう。

第28回講座 「結婚線のヒミツ」 (その28) ------------------ 2004年2月6

図30

拡大図

他の様相の結婚線……結婚線から下向きの細い支線が現れている

昨日、上向きの支線が現れていいる結婚線についてお話ししましたが、今日はその逆で、下向きの支線が現れている結婚線です。図30を見てください。結婚線から細く薄い下向きの支線が現れています。この支線はたいへん薄くて、つい見逃す場合がありますから、ルーペなどを使って、よく観察しましょう。この支線の数は人によって違いますが、必ず2本以上です。1本だけの場合は以前に勉強した二股の結婚線なので、間違わないでくださいね。いつものように、後天的な運勢が表れやすい右手を中心に観察しましょう。何本か結婚線がある場合は、その1本1本を観ていきましょう。

このような下向きの支線は、たいていの場合、恋愛ではなく、実際の結婚線を意味する結婚線から現れています。つまり、結婚線が何本かある場合は、一番はっきりした長めの結婚線から支線が出ているのです。ただ、この下向きの支線は、上向きの支線と違って、あまり良い意味ではないのですよね。結婚してから愛情が冷めて、夫婦の間があまりうまくいかなくなると、手相術では言います。でも、はっきりしたトラブルは起こらなくて、むしろ、倦怠期が長く続くといった感じですね。また、この下向きの支線は、ときには夫か妻のどちらかが病弱で、結婚生活が大変になる場合もあります。

今日はここまでね。明日は、鎖状になっている結婚線についてお話ししましょう。

第27回講座 「結婚線のヒミツ」 (その27) ------------------ 2004年2月5

図29

拡大図

他の様相の結婚線……結婚線から上向きの細い支線が現れている

図29を見てください。結婚線から細く薄い上向きの支線が現れています。本当にごく薄い線で見逃す場合がありますから、ルーペなどを使って、よく観察しましょう。この支線の数は人によって違いますが、必ず2本以上です。1本だけの場合は以前に勉強した二股の結婚線ですよ。いつものように、後天的な運勢が表れやすい右手を中心に観察してくださいね。何本か結婚線がある場合は、その1本1本を観ていきましょう。

このような上向きの支線は、恋愛ではなく、実際の結婚線を意味する結婚線から現れています。つまり、結婚線が何本かある場合は、一番はっきりした長めの結婚線から支線が出ているのです。実はこれはとてもいいしるしなんですね。恵まれた結婚生活を送れますよというこのなのです。とにかく愛し愛され、ふたりで協力して、温かな家庭を築きます。経済的にもそこそこ恵まれますよ。このうような結婚線であったら、なかなか結婚相手が見つからなくても焦る必要はないのです。いずれ必ず幸せになります。

今日はここまでね。明日は下向きの支線が現れている結婚線です。

第26回講座 「結婚線のヒミツ」 (その26) ------------------ 2004年2月4

図28

他の様相の結婚線……結婚線の上下に平行する細い線が現れている

これからお話しする結婚線は、かなり興味深いものだと思いますよ。それに、かなりよく見かける結婚線のタイプとも言えますね。図28を見てください。結婚線の上下に細くて薄い平行線があります。決して結婚線と同じような太さや濃さではなく、ごく薄くたよりない感じの平行線ですから、見落とさないように、よく観てくださいね。この平行線は下だけにある場合も、上だけにある場合も、また、図28のように、上下にある場合もあります。この場合の結婚線は恋愛ではなく結婚を意味します。ですから、何本か結婚線があるなら、その中で一番はっきりしているか、長いかする結婚線に、寄り添うように平行線が現れていると考えてくださいね。そのつもりで、よく結婚線を観察しましょう。

実はこの平行線、三角関係や不倫を意味するのですよ。結婚線の下にある平行線なら、結婚前の三角関係であり、不倫です。同時に二人の異性と深い関係になり、どちらか一人に決めることも出来ずに、ズルズルとお付き合いしてしまうケース。また、どういうわけか妻子ある男性とばかり恋愛をしてしまう女性や、人妻を愛してしまう男性などの手にしばしば見られる平行線と言っていいですね。

結婚線の上にある平行線の場合は、結婚後の三角関係であり、不倫です。本人がよほど自分を律しない限り、結婚してから浮気をすることはまず間違いないでしょう。浮気と言っても一夜限りのお遊びではなく、かなり本気で、けっこう長い交際になってしまうのですよね。

図28のように、平行線が結婚線の上下両方に現れている場合は、結婚前も結婚後も三角関係や不倫に……ということですから、これはかなり浮気っぽいとも言えますね。

はい、今日はここまでですよ。明日は、上向きの支線が現れている結婚線についてお話ししましょう。

第25回講座 「結婚線のヒミツ」 (その25) ------------------ 2004年2月3

図27

他の様相の結婚線……結婚線が途中で切れて、そのすぐ下に重複する線(結婚線の一部)が現れている。

今日もまた、切れ目がある結婚線についてお話ししましょう。でも、昨日勉強した結婚線の切れ目とは、ちょっと形が違うのですよね。

これは、言葉で説明するのが難しいので、とにかくまず図27を見てください。結婚線が途中で切れて、そのすぐ下に重複する線(結婚線の一部)が現れています。このタイプの結婚線であるかどうか見極めるための大切なポイントは、上下の線がほぼ同じ太さ、同じ濃さであるということです。上下の線の太さなどが明らかに違っていたりすると、このタイプの結婚線ではないのです。いつものように、後天的な運勢が表れやすい右手を中心に観察してくださいね。何本か結婚線がある場合は、その1本1本を観ていきましょう。

実はこのように切れ目がある結婚線が1本でもあると、恋愛や結婚が一時中断するしるしです。つまり、恋人や夫(妻)といったん別れるのですが、よほどふたりは縁が深いのでしょう、しばらくすると、元のさやに戻ってしまいます。何が原因で別れるのかは、この結婚線だけではわかりませんが、ふたりの糸が完全に切れてしまうことはありません。どちらからともなくまた歩み寄り、愛が復活するのよね。

以前、手相を拝見したある女性が、ちょうどこのタイプの結婚線でした。彼女、妻子ある男性と恋愛をしていて、悩んだ末に別れを決意したんですね。そして、いったん彼とは別れ、新しい男性と交際を始めたのです。ところが、どうしても別れた男性のことが忘れられない。新しい彼とデートをしてもちっとも気分が盛り上がらない……そうこうするうちに、別れた彼が突然に彼女のマンションにやって来たそうです。彼も彼女のことが忘れられなかったんですね。結局ふたりは元通りの関係に……。
「これって、くされ縁と言うのでしょうか。いっそのこともう、生涯、日陰の身でもいいと思って……」
半ば覚悟を決めたような彼女の表情が、今でも印象に残っています。

とにかく、結婚線がこのタイプの人は、それぞれ事情は違いますが、完全に別れることができない恋愛や結婚を経験します。これはもう、周りでとやかく言っても仕方がないのかなと思うのです。

はい、今日はここまでね。明日は、結婚線の上下に平行する細い線が現れている場合について、お話ししましょう。

第24回講座 「結婚線のヒミツ」 (その24) ------------------ 2004年2月2

図26

他の様相の結婚線……結婚線が途中で切れている

さあ、今日からはいろいろな形の結婚線についてお話ししていきましょう。もうすでにおわかりだと思いますが、結婚線はただの横線ではなく、実に様々の様相があるのですよね。図26を見てください。結婚線が途中でプツッと切れています。結婚線の切れ目が入っている場所は人によって違います。真ん中の場合もあれば、少し左寄りだったり右寄りだったりもするでしょう。そのことにはこだわらずに、結婚線に切れ目がないかどうかだけを調べてください。例によって、後天的な運勢が表れやすい右手を中心に観察してくださいね。何本か結婚線がある場合は、その1本1本を観ていきましょう。

実はこのように切れ目がある結婚線が1本でもあると、恋愛や結婚が途中で破たんしてしまう恐れがあるのです。誰が見ても幸せそのもののカップルが、突然に別れてしまうんですね。たとえば、恋人どおしなら、ふたりは絶対に結婚すると皆が思っているような人たちが! 夫婦でしたら、「エ〜ッ! あのオシドリ夫婦が!!」とか「ついこの間、結婚したばかりじゃない!」「成田離婚ですって!」ともう、周りの人たちはただただ呆気にとられるばかり! 

とまあ、こんなぐあいに、はたから見れば、あのアツアツぶりはなんだったのだろうと思うくらいに、いとも簡単に別れてしまいます。

もちろん別れるということは、本人にしてみればひどく苦しいことには違いないのですが、その辛さがいつまでも尾を引いたり、恨みを残したりすることはほとんどないようです。まるで何事も無かったかのように、心機一転、新しい生活に入っていきます。

今日はここまでね。明日は、結婚線に切れ目があるのですが、すぐ下に重複するような線が現れている場合についてです。

第23回講座 「結婚線のヒミツ」 (その23) ------------------ 2004年2月1

図25

二股に分かれた結婚線……結婚線の起点が二股に分かれている

昨日までは、末端が二股になっている結婚線についてお話ししましたが、今日は起点が二股になっている結婚線です。図25を見てください。結婚線の始まりが二股で、それが一本に合わさって伸びています。例によって、後天的な運勢が表れやすい右手を中心に観察してくださいね。本当は、両方の手を観察しなければいけないのですが、勉強を始めたばかりの頃は左右の手相の違いにわけがわからなくなることがあるからなんですね。何本か結婚線がある場合は、その1本1本を観ていきましょう。

このタイプの結婚線がある人は、恋愛時代にいろいろ障害があって、なかなか結婚できない傾向があります。でも、その障害はふたりの努力で必ず乗り越えられるもの。いずれ、めでたくゴールインできます。恋愛時代にもろもろの事情で、かなり離れて暮らさなければならないこともありますよ。でも、いずれ結婚できるのですから、ある意味で希望にあふれた良い結婚線とも言えますね。

あなたの手に、もしこのような結婚線が現れていたら、どんなにつらい状況に置かれても、ふたりの幸せな未来を信じて頑張りましょうね。愛を大切に育みながら忍耐強く時期を待つ姿勢が大切ですよ。

今日で、二股の結婚線については終わりです。明日からは、様々な様相の結婚線についてお話ししましょう。

第22回講座 「結婚線のヒミツ」 (その22) ----------------- 2004年1月31

図24

二股に分かれた結婚線……結婚線の末端が二股に分かれ、その一方が長い下向カーブを描き、手のひらの中央に達する

今日、お話しする結婚線はものすごい二股です。図24を見てください。二股に分かれたその一方が、すごく長い下降カーブを描き、感情線を通り越して、手のひらの中央に達しています。いつものように、後天的な運勢が表れやすい右手を中心に観察してくださいね。何本か結婚線がある場合は、その1本1本を観ていきましょう。ただし、このタイプの結婚線は、あっても1本だけ。何本もの結婚線がこのような形をしていることは、まず考えられません。

実は、これは典型的な離婚線なんですね。恋人と別れる場合は、このような線は現れません。最近は「価値観が違うので」といった感じで、あっさり別れてしまう夫婦も多いのですが、このものすごい二股の結婚線の場合はそうはいきません。お互いに憎しみをぶつけ合い、泥仕合の末に別れるのですよね。夫か妻のどちらかが、心の中は恨みつらみでいっぱいなのに、意地で離婚に応じず、長年かかってやっと離婚する……そんなケースが多いのです。泥仕合になったが、結局は元のさやに収まったという例は、ほとんどないと言っていいでしょう。

もし、現在独身で、ご自分の結婚線がこのタイプなら、成り行きで結婚してしまうみたいな安易な結婚は、絶対に避けてくださいね。不幸の元凶になってしまいます。相手が浮気性だったり、ギャンブル狂いなどしないか、暴力を振るったり、異常な嫉妬心を示したりするタイプではないかなど、最悪の事態を想定して、相手の性格を細かくチェックしましょう。とにかく、間違いのない人を結婚相手に選ぶこと。幸せになるためにはそれが一番大切なのよね。

すでに結婚していて、現在、夫婦仲がうまくいかず悩んでいたり、トラブルが生じている場合は、ひどいことを言うようですが、いずれ離婚になる可能性がきわめて大です。できるだけきれいに別れられるように、冷静に、いろいろと準備を進めることが大事ですよ。

今日はここまでね。明日は、結婚線の末端ではなく、起点が二股になっているものについてお話ししましょう。

第21回講座 「結婚線のヒミツ」 (その21) ----------------- 2004年1月30

図23

二股に分かれた結婚線……結婚線の末端が下向きで二股になっている

さあ、今日は結婚線が下向きにカーブして、しかも二股になっている場合です(図23)。いつものように、後天的な運勢が表れやすい右手を中心に観察してくださいね。何本か結婚線がある場合は、その1本1本を観ていきましょう。

こういう形の結婚線、めずらしいように思えるかもしれませんが、実はとてもよく見かける結婚線です。ただ、表す意味はあまり良くないのですよね。この結婚線が1本でもあると、恋人との別れや離婚はほとんど避けられないのです。昨日勉強した大きな二股の結婚線よりも、その人が置かれる状況は深刻だと言われています。恋人や夫(妻)とは、どうしても気が合わないと感じ、一緒にいるのが苦痛になってくるのです。相手に許し難い性癖や欠点があることに気づいてしまう場合もあります。でも、そうした辛い経験を経ないと、本当の幸せがつかめない運勢とも言えますね。

昨日お話しした結婚線と同じで、何本かある結婚線の中で、一番長く、くっきりしている結婚線が下向きで二股になっている場合は、それは離婚と考えて良いのです。何故なら、長くはっきりしている線が結婚を表すからなのですよね。

また、なかには、数本ある結婚線のうち、2本くらいが下向きで二股のこともあります。そういう人は、恋愛して別れた経験が2度くらいあるか、1度は恋愛の末に別れ、もう1度は離婚したなど、ケースは様々です。それは、手相全体を観た上で判断しなければならないのですが、いずれにしても愛情面で辛い別れを経験するか、すでに経験したと言えるのです。これらのことに関しても昨日と全く同じでしょう?

今、お話ししたように、もし、あなたの結婚線がこのタイプなら、失恋や離婚などの辛い体験を経てから、愛の幸せを得る運勢です。こうした苦しい思いも決してマイナスではないのですよね。ですから、決して終わった恋愛や結婚に執着しないこと。未練はスッパリと断ち切って、別れをバネにして心機一転、明るくポジティブに歩んでくださいね。そうすることで、女性として、また男性として、ぐんと魅力が増すはず。そして、新しい幸せをつかむことができるようになりますよ。

今日はここまでね。明日はもっと下向きで二股になっている結婚線です。

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