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このページには第11回〜第20回講座が掲載されています。

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第20回講座 「結婚線のヒミツ」 (その20) ----------------- 2004年1月29

図22

二股に分かれた結婚線……結婚線の末端が大きな二股になっている

昨日、結婚線の末端が小さな二股に分かれた結婚線についてお話ししましたが、今日の結婚線は二股の開き方が大きく、誰の目にもはっきりわかるほど大きな二股になっている結婚線(図22)です。いつものように、後天的な運勢が表れやすい右手を中心に観察してくださいね。何本か結婚線がある場合は、その1本1本を観ていきましょう。

こうした結婚線が1本でもある場合は、恋人との別れや離婚を意味します。何本かある結婚線の中で、一番長く、くっきりしている結婚線が大きな二股になっている場合は、それは離婚と考えて良いのです。何故なら、長くはっきりしている線が結婚を表すからなのですよね。

なかには、数本ある結婚線のうち、2本くらいが大きな二股になっていることもあります。そういう人は、恋愛して別れた経験が2度くらいあるか、1度は恋愛の末に別れ、もう1度は離婚したなど、ケースは様々です。それは、手相全体を観た上で判断しなければならないのですが、いずれにしても愛情面で辛い別れを経験するか、すでに経験したと言えるのです。

それと、もうひとつ、この大きな二股の結婚線を持つ人は、相手の心変わりが原因で別れることが多いようです。相手が浮気性だったりするんですね。その意味で、相手選びはすごく重要ですよ。とにかく誠実な人を選ぶようにしましょう。間違いのない相手と結ばれれば、必ず運気も良い方へと変わります。いつの間にか結婚線の二股の部分が消えていくことだってありますよ。それほど結婚線は変化しやすい線と言えるのですよね。

今日はここまでね。明日は末端が下向きで、しかも二股になっている結婚線についてお話ししましょう。

第19回講座 「結婚線のヒミツ」 (その19) ----------------- 2004年1月28

図21

二股に分かれた結婚線……結婚線の末端が小さい二股になっている

さあ、今日からは二股に分かれている結婚線のお話をしましょう。1回目はまず、図21のように末端が小さな二股になっている結婚線です。この二股はその開いた間隔が、せいぜい1〜2ミリていどの小さなものです。いつものように、後天的な運勢が表れやすい右手を中心に観察してくださいね。何本か結婚線がある場合は、その1本1本を観ていきましょう。

こうした結婚線が1本でもある場合は、恋人や夫(妻)との一時的な別れを意味します。といっても、気持ちが離れて、恋愛や結婚を解消してしまうということではありませんよ。仕事の関係などで、しばらくの間、恋人や夫が遠くに離れて暮らすことになったりするのです。本当に別れてしまう危険性はまずないでしょう。

ただ、ずっと一緒に暮らしている夫婦のどちらかに、このような結婚線が出ている場合もあります。この場合は、なんらかの原因でふたりの間にはセックスの関係が無くなっていると考えられるのです。でも、夫婦として精神的なつながりは切れているわけではありませんから、離婚ということにはならないはずですよ。

では、今日はここまでね。明日は大きく二股に分かれた結婚線です。

第18回講座 「結婚線のヒミツ」 (その18) ----------------- 2004年1月27

図20

結婚線のカーブ……やや下向きにカーブし、太陽線を横切っている結婚線

今日は昨日お話しした結婚線によく似ていながら、まるで表す運勢が違う結婚線について勉強しましょう。図20を見てください。結婚線がやや下向きにカーブして、太陽線を横切っています。太陽線は昨日お話ししましたが、成功、名声、地位、財産などを意味する線です。太陽線はなかなか良い線ですので、それを結婚線が横切っているのは、あまりいいことではありません。例によって、後天的な運勢が表れやすい右手を中心に観察してくださいね。何本か結婚線がある場合は、その1本1本を観ていきましょう。

この結婚線は男性より、女性の手のひらのほうが現れやすいもの。結婚によって、名誉や地位、財産などを失う相と手相術では言われています。財産のある家に生まれ育ったお嬢様は特に要注意。お金だけが目当ての男性にボロボロにされかねません。失うほどのものを持っていなければまだいいのですが、それでも結婚生活は厳しく、精神面も含めて何らかの痛手を受ける恐れがあります。いずれにしても、この手相の人は、結婚相手は慎重に選ばないとね。甘い言葉にだまされたり、一時の情熱で結婚へと突っ走らないように気をつけましょう。家族や周りの意見にも耳を傾けながら、しっかり相手を選べば、愛情運が好転。幸せな結婚生活が送れる可能性がありますよ。

今日で、結婚線のカーブについてはおしまいです。明日からは、二股になっている結婚線について、勉強しましょう。

第17回講座 「結婚線のヒミツ」 (その17) ----------------- 2004年1月26

図19

結婚線のカーブ……上向きにカーブし、末端が太陽線に結びつく結婚線

今日は素晴らしい結婚線のお話ですよ。図19を見てください。薬指の下に縦の線が現れています。これは太陽線と言って、成功、名声、地位、財産などを意味します。この太陽線に長く上向きに伸びた結婚線が結びついています。でも、結婚線の末端が太陽線の所でピタリと止まっていなければいけません。結婚線が太陽線を少しでも突き抜けて(横切って)いたりすると、表す意味がまるで違ってしまいますので、よく注意して観察してくださいね。例によって、後天的な運勢が表れやすい右手を中心に観察してください。何本か結婚線がある場合は、その1本1本を観ていきましょう。

もし、このような結婚線があなたの手のひらにあれば、あなたはまさに現代のシンデレラ! いずれ、著名人や社会的な地位がきわめて高い人、大金持ちなどと出逢って結婚。夢のようなゴージャスな生活ができます。この結婚線はたいていは女性の手のひらに見られるもので、自分の美貌や魅力をフルに生かして、幸せを勝ち取っている人が多いのよね。もし、男性の手に現れているなら、これは逆玉結婚ということになりますね。

はい、今日はここまでです。明日は今、意味が違ってしまうとお話しした結婚線、つまり、やや下向きのカーブを描いて、太陽線を横切っている結婚線のお話をしましょう。

第16回講座 「結婚線のヒミツ」 (その16) ----------------- 2004年1月25

図18

結婚線のカーブ……上向きにカーブし、末端が金星環にまで伸びる結婚線

今日はちょっとめずらしい結婚線についてのお話です。ごくたまに出会うくらいの結婚線ですが、一応知っておきましょう。ただ、昨日勉強した結婚線とよく似ていますので、注意して憶えてくださいね。

まず、図18を見てください。中指と薬指の下に、半円状につながった切れ切れの線があるでしょう? これが金星環(きんせいかん)と呼ばれるもので、手のひらにこれがある人は、かなり感情的で、ヒステリックになりやすいタイプです。でも、セクシーで、愛情表現はなかなか巧み。アプローチも上手なのよね。今からお話しする結婚線は、上向きにカーブしながら、この金星環に入り込んでいるものです。いつものように、後天的な運勢が表れやすい右手を中心に観察してくださいね。何本か結婚線がある場合は、その1本1本を観ていきましょう。

こうした金星環にまで伸びる結婚線が1本でもあると、かなり嫉妬深いタイプです。この結婚線は、ほとんど女性の手に現れるものですが、男性にとってセクシーで可愛い女性である反面、恋人や夫をがんじがらめにせずにはいられない性格なのよね。激しく愛するあまりに、彼を誰かにとられはしないかと絶えず心配で、あらぬ疑いをかける。四六時中監視の目を光らせて、ちょっとでもあやしいと思えば、猛烈な勢いで問い詰めてしまうのね。本人は悪気はないし、心の底から愛しているのでしょうが、なにしろ嫉妬心や独占欲がハンパじゃない。そのため、常軌を逸した行動に出て、幸せな恋愛や結婚生活をこわしかねないのです。

でも、このタイプの結婚線でも、本人が嫉妬心や独占欲を押さえて、恋人や夫の自由をあまり奪わないように心がければ、だいじょうぶ。金星環にまで入り込んだ結婚線の末端が消えてきて、愛情運が好転する可能性がありますよ。

今日はここまでね。明日は末端が上向きにカーブして、太陽線に結びつく結婚線のお話をしましょう。

第15回講座 「結婚線のヒミツ」 (その15) ----------------- 2004年1月24

図17

結婚線のカーブ……上向きにカーブし、末端が薬指の基底部(付け根)に達する結婚線

図17を見てください。結婚線が長く上向きのカーブを描き、薬指の基底部(付け根の所)まで達しています。これはとてもめずらしい結婚線で、めったに出合うことがありません。でも、女性なら誰しもうらやましいと思うほどの結婚線ですよ。そう、この結婚線は女性の手だけに現れるものなんですね。いつものように、後天的な運勢が表れやすい右手を中心に観察してくださいね。何本か結婚線がある場合は、その1本1本のカーブのぐあいを観ていきましょう。

こうした結婚線が1本でもあると、これはもう、素晴らしいのひとこと! 実に夫運が良い、最高の結婚運を意味しています。有名人や財産家など、将来、仕事で大成功するような人と結婚し、幸せになれるのよね。たとえ結婚当時はお金に恵まれなくても、あれよあれよと言う間に夫が出世し、大物に! 裕福な生活が送れるようになるのです。本当に幸せな人と言えますね。

はい、今日はここでおしまい。明日はこの図17の結婚線とたいへんよく似ているのですが、その表す意味がまるで違う結婚線についてお話ししましょう。

第14回講座 「結婚線のヒミツ」 (その14) ----------------- 2004年1月23

図16

結婚線のカーブ……末端が小指のほうにはね上がっている結婚線

昨日までは、下向きにカーブする結婚線についてお話ししました。でも、今日はその逆ですよ。図16のように結婚線の末端が、小指に向かってはね上がっています。手相は本当は両手を観なければならないのですが、勉強し始めの頃は両手の相の違いに混乱するといけませんので、後天的な運勢が表れやすい右手を中心に観察してくださいね。何本か結婚線がある場合は、その1本1本のカーブのぐあいを観ていきましょう。

これは手相術では独身の相と言われるもので、こうした結婚線が1本でもあると、生涯、独身を通すか、結婚するとしても晩婚のタイプです。35歳以上で結婚する人が多いですね。ずっと独身を通す気なのかしらと思っていると、50代、60代になって、突然に結婚する人もいますよ。

そんなに結婚が遅くなったり、独身でいるのは、ラブチャンスが少ないのかというと、それが違うのよね。恋愛経験は豊富な場合が多いと言えますよ。たいてい仕事を持っていますし、経済力があるので妥協してまで結婚しないでもという気持ちがあるのでしょうね。ついつい結婚しないまま年月が経ってしまうようです。

また、この結婚線を持つ人は、たとえ結婚しても仕事を続けるなど、独身時代と変わらない生活を続けます。別居結婚というかたちにして、休日だけふたりで過ごす人もいますよ。なお、離婚率もやや高い傾向があります。でも、離婚を決意するのは相手より、この結婚線を持つ本人のほうで、別れてもたくましく生きていきます。

では、今日はここまでね。明日は薬指のほうまで上向きにカーブしている結婚線です。

第13回講座 「結婚線のヒミツ」 (その13) ----------------- 2004年1月22

図15

結婚線のカーブ……下向きにカーブして手のひらの真ん中ちかくに達する結婚線

今日は「これも結婚線!?」とビックリするくらい、なが〜く下向きのカーブを描く結婚線ですよ。図15を見てください。結婚線の末端が感情線を通り越して、手のひらの真ん中近くまで達しています。「こんなのあるの!?」と思われるかもしれませんが、あるのですよ、これが。そんなにしょっちゅう見られる結婚線ではありませんけれどね。例によって、後天的な運勢が表れやすい右手を中心に観察してくださいね。何本か結婚線がある場合は、その1本1本のカーブのぐあいを観ていきましょう。

何本かある結婚線の中の1本でもこのような線があれば、たいていの場合、すごい情熱的な恋愛や結婚をします。まさに全身全霊を傾けるような恋をし、激しい情熱のままに電撃結婚をしたりもするのですが、その後が問題。急に情熱が冷めて、恋愛や結婚生活が破たんする恐れがあるのです。相手の思いが冷めるというより、この結婚線を持つ本人の情熱が冷めるのよね。そうなると、恋愛や結婚生活を続行しようという気持ちになれず、結局は別れてしまいます。いったん別れを決意するとかなりクールになり、未練はすっぱりと断ち切って、じきに次の相手を探し求めます。

この結婚線の相の人は、愛の破たんが心の傷にはなりにくいタイプ。その意味では相手選びに神経質にならず、自由に恋愛を楽しむほうが良いのかもしれませんね。

はい、今日はこれでおしまい。明日は今までとは逆に、上向きにはね上がっている結婚線です。

第12回講座 「結婚線のヒミツ」 (その12) ----------------- 2004年1月21

図14

結婚線のカーブ……下向きにカーブして感情線に届く結婚線

今日はもっとすごい下降カーブを描いている結婚線です。例によって、後天的な運勢が表れやすい右手を中心に観察してくださいね。何本か結婚線がある場合は、その1本1本のカーブのぐあいを観ていきましょう。

この結婚線は図14のように末端が下向きにカーブして、感情線にまで届いています。結婚線の末端が感情線を数ミリ突き出てしまっている場合もこのパターンの結婚線です。何本かある結婚線の中の1本でもこのような線があれば、愛情運が良いとは言えないのです。残酷なことを言うようですが、手相術では、恋人や夫(妻)が早くに他界する恐れがあると言われています。あるいは、相手が長いこと病床に着くという説もあります。

でも、どうかご自分の結婚線がこのようなタイプでもあまり悲観しないでくださいね。手相はあくまでも統計です。必ず死別するということではく、他のタイプの結婚線よりはその傾向があると考えてくださいね。恋人や夫(妻)の健康管理を第一に考えてあげたり、思いやりをもって尽くせば、運気が良いほうへと変わる可能性も大です。そうなると不思議なもので、長く下降カーブを描いている結婚線の末端部分が次第に薄れて、不運を示さなくなる場合もあります。それほど、結婚線は良いほうへと変化しやすいものなのです。

実は、この結婚線の相は、いっそのこと省いてしまおうかと迷いました。もしショックを受ける方がいらしたらと、私自身、今でもつらいのです。でも、結婚線をしっかり理解するためには、こういう相も省くことができないのです。そこで思いきってお話しすることに決めました。

では、また明日……

第11回講座 「結婚線のヒミツ」 (その11) ----------------- 2004年1月20

図13

結婚線のカーブ……かなり下向きにカーブしている結婚線

今日、お話しする結婚線のカーブはちょっとすごいですよ。図13のように、末端がぐいっと下向きになっています。昨日お話しした結婚線のカーブは微妙に下向きになっていますが、これはもう「あら〜、下向いてるっ!」という感じで、誰の目にも明らか。可哀相に結婚線がうなだれている雰囲気なのよね。いつものように、後天的な運勢が表れやすい右手を中心に観察してくださいね。何本か結婚線がある場合は、その1本1本のカーブのぐあいを観ていきましょう。

想像がつくと思いますが、これは良い結婚線の相とは言えません。何本かある結婚線の中の1本でもこのような線があれば、恋愛や結婚生活に不満が生じ、トラブルになる恐れがあります。トラブルの原因はこの結婚線だけでは判断できませんが、相性があまり良くない人と恋愛や結婚をしてしまう確率が高いですね。出逢ったときは王子様や天使に見えた相手が、お付き合いしたり、結婚してみると「こんなはずじゃなかった」となりそう。恋人や夫(妻)の気持ちがわからない、意見が合わない、価値観が違う、ことごとくタイミングがずれる……などと訴える人の手によく見られる結婚線なのよね。

でも、もし、ご自分の結婚線が、このような下向きでも心配しないで! 賢く相手を選べば、そうした不運は避けられますよ。その場のムードや相手の押しの強さに流されず、相手の本質をしっかり見極めてから恋愛関係になったり、結婚するように心がければ、幸せな恋愛や結婚になる可能性はじゅうぶんあります。結婚線は変化しやすい線。そうした心がけ次第で、いつの間にか下向きのカーブの部分が消え始めて、下向きがあまり目立たなくなることもあるのです。

今日はここまでね。明日はもっと下向きにカーブしている結婚線です。

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