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このページは2004年3月1日〜7日の日記です。

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2004年3月7日(日)
予想していたとおり、今日はどうしようもないほどの疲れが出た。体がグタグタになって、いうことをきかない。昨日、ドリンク剤で体をもたした、まさに反動だ。お昼頃、一応、仕事をするつもりでパソコンの前に座ったが、すぐに居眠りをしてしまうので、あきらめてベッドにもぐりこんだ。ストーンと暗い穴にでも落ちるように眠りの世界に入って、目が覚めたのが夜の9時過ぎ。それでもまだ眠い。何か夢を見ていた気がするけれど、頭がボーッとして思い出せない。

予定では午後6時には起きるつもりだった。目覚ましもセットしたのだが、無意識に消したらしい。とにかく、いくら何でも仕事をしなければ間に合わなくなる。それと、このホームページ用の「毎日の運勢」や「手相講座」も。結局また、真夜中に仕事をすることになってしまった。こんな昼夜逆転の生活を続けていたら、ほんと、良くないわよね。どこかで軌道修正しなければ……。

2004年3月6日(土)
メイクのプロになるための特訓を続けてきたことは、2月29日の日記に書いたが、今日がいよいよ勉強の成果が試される日。いざ本番というのに、朝から体が疲れているのがちょっと気になった。仕事がハードで、ひどい睡眠不足なのだ。メイクの途中で頭がボーッとしてしまいそうなので、出かける前に栄養ドリンクを1本、エイッという感じで飲み干した。

栄養ドリンクとか、ビタミン剤の類は、私はふだん、ほとんど飲まない。カフェインなども入っているし、飲み癖がつくと何となく良くない気がする。このままではパワーがどうしても出ないと感じたときだけ飲むことにしているから、多く飲んでも年間、せいぜい数回程度。ほとんど飲まない理由は、その日はドリンク剤のお陰で体がもっても、後でドーッと疲れが出る。それが恐いのよね。そうそう、流行のサプリメントも今は飲んでいない。DHAやビタミンC、Aなどを飲んだ時期もあるが、あまり効果が感じられず、やめてしまった。

でも、今日は良い意味での緊張感とドリンク剤のお陰か、疲れがとれて、無事に乗り切ることができた。クレンジング、アクアパック、フルメイク、それからモデルさんの撮影と、私にしてみれば戦争のように時間だったが、とても充実していた。このような時間が持てたことは、有り難いと思う。

2004年3月5日(金)
長嶋茂雄監督が脳梗塞とのニュース、ドキリ!とする。父がかつて脳梗塞になり、その3週間後に心筋梗塞の発作で他界しているので、「脳梗塞」と聞くと、どうも神経質になってしまう。父が亡くなったのは65歳、ろくろく看病もしないうちに、あっと言う間にあの世に旅立ってしまった。本当に早すぎる死だった。

父が亡くなる1ヶ月ほど前、久しぶりに父の手相を観た。特に理由はなく何気なく手を取って……そんな感じだった。父はそのとき、たいへんに元気で顔色も良く、どこも悪くないような様子だったが、後天的な運勢を意味する右手の生命線には、はっきりと死のしるしが現れていた。以前には決してなかったしるしだ。まさか!と思った。そんなはずはない!と心の中で即座に否定していた。こんなに元気じゃないの! 私はそのまま心の中に、その恐ろしいしるしを閉じこめ蓋をしめてしまった。「手相は100パーセント当たるわけではないもの」と自分に言い聞かせた。

実は、私はその恐ろしい死のしるしを実際に見たのは、そのときが初めてだった。それまではたんに手相術の理論のひとつとして知っていたに過ぎなかったのよね。それだけに、ひょっとすると、見間違いかもしれないし……という思いもあった。父はまだ若いし、元気なのだから大丈夫。それに、まめに病院で健康診断を受けているのだから……と。

でも、父の場合は悲しいことに、手のひらの恐ろしいしるしは、間違いなく近々訪れる死を意味していた。あのとき、もっと冷静に判断して、父に精密検査を受けてもらっていればと、今でも悔やまれて仕方がない。父の生命線に現れた「死のしるし」、手相図にしてここに掲載するのは難しいことではないけれど、今はどうしてもその気になれない。いつかこのホームページの「手相講座」で、お話ししようかとも思う。

2004年3月4日(木)
朝から終日、打ち合わせで外出。原稿執筆に縛られることが多いので、打ち合わせは何件か同じ日にまとめてしまうことにしている。3件以上打ち合わせをすると多少疲れるが、楽しい。電話やメールではなく、顔を合わせて打ち合わせをするのは、より心の交流を感じて、いいものだ。今日は4月〜5月の新しいプロジェクトの打ち合わせがあった。私自身、とても楽しみな企画なので、そのことについては、いずれお知らせしたいと思う。

今日はめまぐるしくお天気が変化した日だった。朝、9時45分に家を出たときは、徹夜の疲れ目にはまぶしいほど晴れていた。目が辛いので、仕方なくサングラスをかけた。私は目の色が薄いせいか、紫外線に弱い。でも、実を言うと、サングラスは好きではない。サングラスによって、景色の色が多少でも変わるのが、どうも面白くない。生の色を見たいのよね。

目が紫外線に弱いのは子供の頃からで、顔に直接日光が当たるとまぶしくてたまらず、日当たりの良い場所で撮った学校時代の集合写真は、たいてい顔がうつむいている。涙がポロポロ出て、顔を上げることが出来なかったのよね。これでは暗い性格の子に見えてしまう。とにかく見てくれの良くない、ソンな集合写真ばかりがアルバムに残っている。

ところで、最初の打ち合わせが終わって外に出たのが12時半頃だったか、そのときはまだ晴れていた。それが、車に乗って15分ぐらいで雨が降り始めた。あらまあ、と思っているうちに雨が上がって、曇り空に。今度は1時半からレトランでランチをいただきながら打ち合わせ。広い窓のそばに座れたので、話しの合間に外の風景や行き交う人の姿を楽しく眺めることができた。この間、雨は降らなかった。

レストランを出たのが、確か4時近く。車に乗り込むとしばらくしてまた雨が降り出し、本降りになった。5時からは今日最後の打ち合わせがある。そして、またしても車に乗っている間に、雨は止んでしまったのよね。それきり、雨は降らなかった。

2004年3月3日(水)
私が一番よく見るテレビ番組はニュース。特に午前11時30分からのニュースはほとんど欠かしたことがない。民放は各局その時間にお昼のニュースをやっているので、ときどきチャンネルを変えながら見ている。そのニュースで「今日はひな祭り」と言っていた。そうだ、ひな祭りだった! 雛人形はとうに飾らなくなったが、「ひな祭り」と聞くとやはり嬉しい。雛人形、飾らなくはなったが好きで、1、2月にデパートなどに行くと、必ず雛人形を見る。おひな様の穏やかできれいな顔立ちや雅な衣裳、精密に作られたお道具などに、心がホッと和むのよね。

ひな祭りに飾るお菓子も好き。子供の頃は鯛や子犬、鳥、果物をかたどった金華糖(きんかとう)という可愛い砂糖菓子を飾った記憶がある。でも、今は見られないのよね。古き良きものがなくなってしまうのは、とても残念! でも、「ひなあられ」だけは毎年必ずいただいている。2月になると、スーパーに並ぶので、2、3回は買うかな。ところが、今年は一度もひなあられを購入していない。何となく買いそびれてしまったのだ。

このままでひな祭りが過ぎるは淋しいので、お昼過ぎにスーパーに行ってみたが、すでに売り切れ! コンビニを覗いたら、キティちゃんの絵が描かれた小さな「ひなあられ」の袋があった。可愛いけれど、ほんと、小さな袋! これでは物足りないが、2袋購入。家に帰り、お煎茶を入れて、いただいた。「ひなあられ」って、それほど美味しいものではないかもしれないが、好き。淡いピンクやグリーンの色合いのためか、春を食べているようなホンワカとした思いになるのよね。

金華糖 http://www.s-liv.com/kiji/bura02/020302.html

2004年3月2日(火)
雑誌「小学四年生」の女性編集者Sさんと仕事の打ち合わせをした際、「言問団子」の話が出た。なんと、Sさんのご実家は東京・向島にある「言問団子」のお店のすぐそばで、「言問団子」と「長命寺の桜餅」のはしごをされることがあるそうだ。なんて、いいのかしら! あの辺りは、東京の中でも古き良き日本が残っている感じがするし、隅田川をはさんで、浅草もお散歩の範囲。以前、友人と「言問団子」をいただきながら、「ここに住んでいたら、楽しいでしょうね」と話していたのだ。

このような話しが出たのも、Sさんが2月25日の日記を読んでくださったからなのだけれど、まさか私が和菓子を好きだとは思われなかったらしい。私の見かけからすると、確かにそうかもしれない。でも、ケーキや洋菓子は大好きだけど、それに負けないくらい和菓子も好き……それが実際の私なのよね。もしかすると、こうした和菓子に限らず、いろいろな方が、私の実像とは違うイメージを私に対して持っていらっしゃるかもしれない。実際の私を知っていただくうえでも、このホームページを開設して良かったと思う。

ところで、Sさんから良い情報をいただいた。お花見シーズンに浜松町と浅草の間を水上バスで隅田川を上り下りすると素晴らしいそうだ。隅田川の両岸の桜が美しく、ピンクの花びらが水に浮かび流れて、まさに「は〜るの、うら〜らの、す〜み〜だ〜がわ〜」という感じがするとのこと。私も以前、この水上バスに乗って、浅草まで行ったことがある。お花見シーズンではなかったが、川風に吹かれながら、いくつもの橋をくぐり、ゆったりと船で行くのは、ほんと、心地よかった。今度ぜひ、川から眺めるお花見をしてみたいと思う。

水上バス http://www.suijobus.co.jp/

2004年3月1日(月)
友人から「海外文芸大作ドラマ レ・ミゼラブル」と香港映画「ラヴソング」を収録したビデオテープが宅急便で届いた。両方ともテレビで放映されたもの録画したとのこと。先日、彼女からその話を聞いた際、私が観たいと言ったことを憶えていて、送ってくれたのだ。嬉しい! 

「レ・ミゼラブル」のテープのケースには、たぶん週刊のテレビ雑誌から切り抜いたのだろう、出演者名が記載されたものがちょっと……いえ、かなり雑に貼りつけてあって、その横に「出演者 キラ星、合計6時間」と友人の文字で記入してある。見た目はすごく女らしい人なのに、これを見ると、まるで男性のよう。でも、そこがまた妙に彼女らしくて、思わずクスリ!と笑ってしまった。

それにしても「レ・ミゼラブル」なんて、すごく懐かしい! 子供の頃に持っていた世界少年少女文学全集の中に、この「レ・ミゼラブル」があって、感動しながら何度も繰り返し読んだ。今でも、その本の挿し絵をはっきりと思い出すことができる。久々にあの感動がよみがえりそうね。でも、6時間もあるドラマとのこと。どうせなら、一気に観たいし、いつにしようかしら? とにかく、一日も早く観たい!でも、こういう観たいものがあると、きっと、仕事の能率がアップするわよね。いいことだわ。

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