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このページは2003年12月15日〜21日の日記です。

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2003年12月21日(日)

ここ数日の忙しさときたら、ほんと、尋常ではない。書いても書いても原稿が終わらない。日記のことが気になりながら手を着けられず、21日に書くべきものが、今、22日の午後10時過ぎ! なんてことなの!?  恥ずかしいなぁ!

実は、22日の午前3時頃には21日の日記も書き終えている予定だった。ところが、時間が信じられないほど急速に流れて、ケイタイのキャンペーン企画「抽選で30名様にモイラの直筆クリスマスカード、プレゼント」のメッセージを書き始めたときは、すでに陽が昇っていた。

30名の方、おひとりずつの生年月日から守護天使を導き出し、その天使のイラストが描かれているカードに、1枚1枚メッセージとサインを書き込んでいく。カードはほとんど余分がないので、失敗はできない。まず、数枚書いてハッとした。日付を21日と記入している。あわてて、次のカードから22日と書き入れた。

ところで、私には30名の方の姓名と生年月日のリストが届いているから、1枚書くたびに、お名前を心の中で繰り返し、生年月日からどんな方かしら?と想像してしまう。すると、少しでも長いメッセージをという思いが増し、1枚にかかる時間も長くなる。どの方にも素晴らしい幸運が訪れますようにと、願いが自然に胸の中で高まっていく。書き終えたら、お昼近くになっていた。

でも、不思議にあまり疲れを感じない。守護天使が助けてくれたのかな? ふと気づくと、ペンを握っていた中指の側面が、真っ赤になっている。昔、ペンだこができていた箇所だ。ちょっぴり痛い。10数年前に手書きからキーボードをたたくように変わって、いつの間にかペンだこが消え、皮膚がやわになっていたのね。この赤さが、ちょっぴりの痛さが、妙に懐かしい……。

2003年12月20日(土)
今朝はほんと参った。昨夜、本を読みながら眠ってしまい、メガネをどこに置いたものやら……。宅配便屋さんのピンポン、ピンポンに目が覚め、薄暗がりの中でメガネの定位置を探ったが、ない! メガネなしでは困る! 焦る! ベッドの下に落ちているのをやっと見つけだした。

私はふだん、家にいるときはいつもメガネをかけている。外出のときだけソフトコンタクトをする。視力は両眼とも0.045だから、かなりの近視。子供のときは1.2見えていたのだが、中学2年頃から次第に落ち始め、高校に入ると加速! アッと言う間に0.1を切っていた。両親とも近眼だから、遺伝的なものもあるかもしれない。

とにかくメガネなしではいられない。この近視に10数年前から乱視が入った。その頃使い始めたブラウン管タイプのワープロが原因のようだ。ある日ふと気づくと、夜空にかかる美しい三日月が、どうやっても2本のバナナにしか見えなくなっていたのよ。そこで、仕方なく乱視矯正できるメガネに換えた。

それで思い出したが、乱視が入ると、視力表のアルファベットのCの文字のようなもの。あれがイヤなのよ。「どこが開いてますか?」なんて訊かれたって、上だか下だか、右だか左だか……だって、Cが何十にも重なって見えるから、切れ目を見分けるなんて、どうしたらいいの!?

この視力検査の「C」の形。正式にはランドルト環と言うのですって。1909年にイタリアのナポリで開催された第11回国際眼科学会で制定された国際規格だとか。生みの親であるフランスの眼科医Edmund Landolt氏の名前を取ってランドルト環と名付けたそうよ。

検査のときに表から5メートルの位置に立って、1.5ミリの切れ目の幅が見分けられると、視力は1.0、その半分の0.75ミリの切れ目が見えれば、視力は2.0。反対に3.0ミリ開いていないと見えない場合は視力0.5というように制定されているそう。となると、視力が0.045で、乱視の私は!? わぁ〜、コワイ!!

2003年12月19日(金)
同じ書き出しはイヤだが、今日も一日中執筆。でも、今日こそまともにベッドで眠れそう。眠るといえば寝ぞう。私は寝ぞうが良いほうだと思っている。たぶん、あまりバタバタと動き回ったりはしていないと思う。

それで思い出したが、以前はよく「しぐさ占い」を執筆していた。この占い、けっこう面白い。

寝ぞうに関しても原稿を書いた経験があるので、紹介しよう。寝ぞうによって、性格などがわかる。

1. 横向きで寝る

真面目でデリケートだが、バランスがとれた性格。多少、胃が弱い傾向がある。

2. あお向けに寝る

柔軟性があり、オープンな性格。自己主張は強いほう。ねばり強さにはやや欠ける。

3. 両手両足を広げて、大の字で寝る

おおざっぱで、細かいことを気にしない。マイペースで生きていくタイプ。大物の場合もある。

4. 横向きで体をまるめて寝る

純粋なところがあるが、依頼心が強く、やや幼児性が。自分の殻にこもりがち。

5. ふとんにもぐりこんで寝る

気が弱く、物事に迷いやすい。でも、親切心はあるタイプ。

6. うつぶせに寝る

几帳面で、仕事熱心。ときどき頑固になる傾向がある。

ちなみに私は「1」で、ひどく疲れると何故か「6」になる。寝ぞうには性格や心理があるていど表れることは確かね。

2003年12月18日(木)
今日も朝から晩まで執筆。一日中、気を抜くことが出来ない。でも、年末は毎年、同じ。山のような仕事を次から次へとこなしていかなければならない。

私の執筆にはふたつの方法がある。一から十まで私自身が執筆するもの。でも、ひとりの作業ではとうてい間に合わないほど、仕事が重なりすぎてしまうことも多い。この場合は、ライターさんに手伝っていただいている。私の資料をもとに、あるいは私が話したことを録音してもらって、ライターさんに原稿をおこしてもらう。そして、あがってきた原稿を私が手直しする。執筆は孤独な作業だが、同時にライターさんも頑張ってくださっていると思うと、励みになるし、独りではないという嬉しさと、感謝の気持ちで、ときどき胸が熱くなる。こういう助けがあるからこそ、多量の執筆も可能になるのよね。

ただ、どんなに時間がなくてたいへんなときでも、エッセイ、童話、資料やシャベリでおこしてもらうには難しい種類の占い原稿、雑誌やWEBの占いサービスキャンペーンなどで行われる個人鑑定の原稿、クリスマスカードなどの手書きメッセージ、そして、この日記etc.……これはもう、体が辛かろうが苦しかろうが、全部自分で執筆しなければならない。自分との戦いという感じかな。

いずれにしても、年間を通して、朝から晩までパソコンに向かっている日がきわめて多いのよね。そんなわけで、言い訳になってしまいますが、今日の分の日記、書くのが遅れてしまいました。今、18日の午前10時14分。日記の更新が遅いけど、どうしたのかしら?と気になさっている方、ホームページ制作のスタジオM&Jさん、ごめんなさい。

2003年12月17日(水)
一日中、外に一歩も出ずに執筆。精神衛生上、良くないなと思っているところに、久しぶりの友人からの電話。少しの間、孤独な作業から解放された。

しばらくお互いの近況報告で、盛り上がった後、友人からこんな相談をされた。彼女はかなりの「あがり症」。明日、人前でスピーチしなければならず、どうしたらよいか考えるだけでドキドキして、ここ数日、不眠症気味だという。何か良い方法なないかと訊ねられた。そこで、次のおまじないを試してみては?と話した。

スピーチをする前に、両手の親指と人さし指の先を突き合わせて○をつくり、「アポロ アポロ」と唱えてから、その○の中に息を出来るだけ長く吐き出すというおまじない。指は都合で他の指を使ってもかまわないし、とにかく○をつくればいいのだ。

太陽神アポロのパワーを借りて、弱気を外に追い出すという、きわめて単純なおまじないだけど、実によく効くのよ。私もあがりそうなときには必ずこのおまじないをしている。息を長く吐き出していくときに、気持ちがスーッと落ち着いていくのよね。講演のときなど、このおまじないで何度、助かったか!

重症の「あがり症」の場合はわからないけれど、今まで直接このおまじないをお教えした何人かには、間違いなく効いているから、試してみる価値はじゅうぶん! 彼女もあがらずに、無事にスピーチができますように!

2003年12月16日(火)
今日から連続5夜、ドラマ「北の国から」が放送される。「’95秘密」「’98時代」「2002遺言」の3作品。このドラマには何度涙したことか。ビデオを借りたりして、繰り返し観ている作品なのに、またビデオに収録してしまった。

ビデオと言えば、毎年クリスマスシーズンになると、必ず観る映画のビデオがある。もう10年以上も前に手に入れた「クリスマス・キャロル」。チャールズ・ディケンズの同名の名作をミュージカル化したもので、1970年の作品。ケチで冷徹で孤独な金貸しの老人スクルージをアルバート・フィニーがみごとに演じている。このときアルバート・フィニーはまだ34歳だったというから、驚いてしまう。その体の動きといい、声の出し方といい、老人になりきっていて、ちっとも不自然さを感じさせないのよね。「クリスマス・キャロル」の映画は他にも何本か創られているけれど、この映画は明るさや楽しさ、温かみが感じられて断然好き! 何度観ても子供のようにワクワクするし、胸がキュンとなる。「クリスマス・キャロル」は有名な作品だから、ご存知の方も多いと思うけれど、ごく簡単にストーリーをお話ししようかしら。

クリスマスの前夜、家に帰ったスクルージのもとに、突然、7年前に死んだ共同経営者マーレイの幽霊が現れ、スクルージが今までのような生き方を続ければ、死後、大変なことになると諭すのね。そして、スクルージを改心させるべく一晩の間に「過去」「現在」「未来」の3人のクリスマスの幽霊が現れ、彼に様々の幻影を見せて、すっかり改心させるというお話。

メルヘンティックなストーリーだけど、純粋な思いがわき上がってくる、クリスマスにはほんと、ピッタリの映画。スクルージとは正反対に愛情あふれる生き方をしているボブ・クラチット一家のシーンも心温まるし、ボブの小さな息子ティムも何とも言えず可愛いの! ご覧になっていない方にはぜひ観ていただきたい映画よ。ただ、このビデオ、ネット検索した限りでは、今は手に入りそうもないのね。ひょっとしてレンタルや中古のビデオ店にはあるかもしれないけれど……。そのうちDVDになるのではと、期待しているのよ。

左の写真は手持ちのビデオのケースをスキャンしたものです。 
発売元:CBS FOXビデオ

2003年12月15日(月)
徹夜明けで、一日中頭がボンヤリ。仕事の合間に30分、またしばらくして30分という具合に、細切れ睡眠をとってはいるが、今日はどうにも眠い。こんなにパソコンの前に座りきりじゃ、下半身デブになるわよね。

ところで……とボンヤリ頭で考えた。下半身って厳密に言うといったいどこから下なんだろう。何となくウエストから下という気がするけれど、違うのかなあ、どうにも気になる……そこで、友人に電話をかけた。

「おヘソから下じゃないの? だって、おヘソが中心でしょ?」
友人はいとも簡単に結論を出す。
「えーっ! そんなに下から!?」
「だって、日本のおヘソと言ったら、日本の中心って意味じゃない? 人間のおヘソも体の真ん中にあるからおヘソなのよ」

そうかなあ……腑に落ちないまま電話を切る。でも、おヘソ=中心は間違ってはいないかも。アンパンのおヘソは真ん中にあるし。おヘソがどっちかに寄ったアンパンなんて見たことないし。同じアンパンなら、おヘソに桜の塩漬けが入っているのが好き……ますます頭がボーッとして、どうでもいいことが頭の中をグルグル……また今度、考えよッ!

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