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Moira's Message --------------------------------------------- 2013/12/31

2014年、日いずるとき

4年前の2009年の年頭メッセージで、私は「2009年はカオスのとき」と表現しました。物事が激しく変化し、どのようなかたちに落ち着くのか予見できない状況に入ったと申し上げました。この状況は2009年一年でおさまるものではなく、少なくとも2年から3年はつづくと占いました。

ちょうど昨年2012年末までは、予見の通りカオスの余波が顕著でした。ところが天の采配とも言える「淘汰」の嵐が吹きすさび、まずは政界の浄化が始まりました。次なる浄化はマスメディア。2013年は「マスメディア瓦解(がかい)の年」と予測いたしました。

実際どうだったでしょうか? 新聞もテレビも一見何事もないように見えるかもしれませんが、ネット情報に詳しい方なら十分ご存知のとおり、新聞、テレビに対する一般国民の不信感がますます広がっています。今や新聞離れ、テレビ離れの人々も急激に増えているようです。マスメディアはまさに瓦が1枚また1枚と剥がれ落ちるような状況となっており、2014年もそれは加速されながら続いていきます。

一方、インターネットによるコミュニケーションは年々盛んになり、動画を含め個人が自由に情報発信できる時代となりました。マスメディアに対するミニメディアの台頭です。両者は規模からすれば、ゾウとアリ以上の差があります。でも質的にはマスメディアを凌ぐミニメディアさえ出てきました。現時点では、両メディアはパラレルな関係にあるものの、やがてアリたちがゾウを倒すときがやってくるでしょう。

さて、本題に入りますね。「日いずるとき」と記しましたように、2014年は夜の帳から太陽が顔を出すように、明るい兆しを感じる年になります。ただし、手放しで喜ぶことは出来ません。天の采配によって物事は正しい方向に向かって動き始めますが、まだまだ不安定。そうした動きを嫌う勢力が、ありとあらゆる妨害をしかけてくるでしょう。それは利害や思考を異にする外国やマスメディアであったり、またあるときは政治家、学者、有識者、ジャーナリストといった世間から尊敬を集めるような人たちです。

後ほど星の動きからご説明しますが、全体的に進もうとする方向は「保守」の道です。反対勢力はそれを「右傾化」と批判しますが、従来の「左寄り路線」から、本来の中道に戻ろうとする営みにすぎず、決して極端な右傾化というものではないのです。でもこの保守への歩みは、星の上から言っても止めようがありません。まるで何かに導かれるように、人々の思いが徐々に確固とした信念と強固な意思力に変化していきます。そしてまるでひとつの堅牢で巨大な乗り物のように、前へ前へと力強く突き進んでいくでしょう。

では時系列に星の動きとその意味するところを見ていきましょう。一年を占う際に使用する春分図を見ますと、上昇宮は山羊座で、山羊座には冥王星が入っています。冥王星は「いったん物事が壊れ、その後に立ち直る」ことを意味する星です。さらに「前進力、戦うエネルギー、災害」を意味する火星が、「改革、レベルアップ」などを象徴する天王星と凶角を形成します。このことから読み取れるのは、「2014年は崩れるべきものは崩れ去り、困難を乗り越えて、やがて本来の姿に立ち戻る」と言うことです。試練と努力の後に手にする明るさや希望、幸せなんですね。

ただ、ひとつ気がかりなのは、上記の星の動きは自然にも作用し、地球規模での異常気象、地震などの自然災害が引き続き懸念されることです。2014年もまた「記録的」とか、「これまでに経験したことのない」といった表現が飛び交うようになりそうなのです。

でも運気の流れは良い方向に向かっています。しかも上昇宮の山羊座は崖っぷちに立たされると、信じがたいほどの勇気と忍耐力、底力を発揮する星座。2013年から蟹座を進行中の木星(2014年7月16日まで蟹座を進行)と相まって力強く私達をサポートしてくれるようになります。なお、山羊座も蟹座も保守的なパワーを有するため、先程お話ししたように保守への流れとなるわけです。

また蟹座は女性星座で、「母性」の象徴でもあります。自分の身内や子供を本能的に守ろうとする思いが強いんですね。この蟹座を木星が進行しているということは、ひいては女性たちが前に出て、国を守ろうとする意思が結集することにもつながっていきます。国を壊す勢力(外国、一部のマスメディア、政治家、学者、ジャーナリスト、etc.)に対して、身を捨ててでも戦い抜こうとするのです。

ところで2014年7月17日には木星が獅子座に移行し、これは2015年8月11日まで続きます。そのお蔭で今年後半は、プライドをもって自分の意志を貫こうとする気概がどんどん高まります。日本人が日本人としての底力をいかんなく発揮し始めると言えますね。なお、獅子座を守護するのは太陽です。そう言えば日本を守護するのも太陽(天照大神)ですね。私はここに不思議な一致を直感しています。日はまた昇ります!ご一緒に頑張りましょう! 

           2013年12月31日

結城 モイラ


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